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「ステップ」主題歌MV撮影に密着、秦基博が陸橋で歌い「不思議な気持ち」

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秦基博(右)

秦基博(右)

山田孝之が主演、飯塚健が監督を務める映画「ステップ」。同作の主題歌である秦基博の「在る」MVが制作され、その撮影に映画ナタリーが密着した。

重松清の同名小説をもとにした本作では、30歳の若さで妻に先立たれた健一とその娘・美紀が、不器用ながらもゆっくりと歩んでいく10年間が描かれる。山田が健一を演じた。

「ステップ」と同じく飯塚が監督した「在る」のMV。映画に登場する実在の坂道や陸橋で、秦の演奏・歌唱シーンが撮影された。坂道での撮影の合間には、秦の周りに自然とスタッフが集まっていく。秦は撮影に向けアコースティックギターで「在る」のフレーズを弾きながら、リラックスした表情で話に花を咲かせた。続いて、線路をまたぐ陸橋で楽曲を歌うシーンに臨んだ秦。飯塚が「電車を絡められたらいいね。特にサビとか」と期待を込めたあとの撮影では、走っている電車が偶然サビの直前から映り込む出来事が。その完璧なタイミングに現場はざわついていた。

撮影を終えた秦は「映画に出てくる場所に来られてうれしかったです。自分がそこで歌っているのは不思議な気持ちでした」と感想を述べる。「在る」の制作については「たくさんの人とつながって今ここに生きているし、未来がある。接した誰かが自分の中でどう存在しているのかを考えながら作りました」と振り返った。

MVには美紀役の白鳥玉季も出演。白鳥はほかの子役と縄跳びをして待ち時間を過ごし、散歩中の犬とすれ違ったときは「かわいいー!」と興奮していた。しかし撮影が始まると、感情の機微を表情や細かなしぐさで表現し、飯塚をうならせる。

飯塚は、映画を撮影していた頃の白鳥とのエピソードを披露。「歳が離れているから、山田くんたちと会話をするときとはやっぱり話し方が変わってくる。でも、あるとき普通に『こうやったほうが面白くない? どう思う?』と話しかけてみたんです。そうしたら『そうだよねー』って」と笑う。そのときに白鳥がいい女優になることを確信したと述べ、「子役としてではなく、ほかの俳優たちと同じように接すると決めています」と語った。

「在る」MVは近日公開予定。「ステップ」は4月3日より全国ロードショーとなる。

(c)2020 映画『ステップ』製作委員会

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