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自殺願望を持つニートの青年・黒須越郎と、彼の隣人で殺人鬼の美少女・宮市莉央の奇妙な恋模様を描く本作。杉野が黒須、福原が宮市に扮した。
杉野は2度目の共演となった福原について「絶対的な信頼を置いていました」と言及し、「遥ちゃんの目を見て芝居をしていれば、確固たる何かが生まれてくる気がしたんです」と撮影時を回想し懐かしむ。その言葉に福原は笑顔を見せながら「杉野くんとの撮影は安心感がありました。一緒にできてよかった!」と声を弾ませた。
キャピキャピした女性・川崎春子役の江野沢は、キャラクターと自身の共通点を尋ねられると「似ていないですね」と即答する。そして「しゃべり方のトーンを上げるのが難しかった」と役へのアプローチ方法を明かし、以前から友人であった福原との共演に関しては「(いつもの福原とは違って)目が鋭くて。いやあ、殺人鬼でした」と語って福原を大笑いさせた。朝倉は「血しぶきが出る分だけ、むしろそれ以上にキュンとするところがある映画。“読後感”はラブストーリーやラブコメディになるといいなと思って作っています」と作品をアピールする。
舞台挨拶では、本作のキャッチコピー「信じられないでしょうが、これはラブコメです。」にちなんで、登壇者たちが「信じられないでしょうが、私○○なんです。」をお題にトークを展開することに。杉野が「僕、こう見えてガサツでズボラなところがあるんです。お風呂から上がったらパンツもはかずにウロウロしたり、コートも脱いだらその辺に置いちゃったり」とコメントした際には、女性陣から「モデルだったのに!?」とツッコミが入った。続いて福原が「足が速いんです。学生の頃はリレーの選手だったこともありました」と告白すると杉野は「うっそ!」と驚きの声を上げる。江野沢は「モデルさんって草ばっかり食べてるんじゃない?と言われますが、大食い。ステーキ屋さんで450gを頼んで、ご飯も大盛りにしたり」と、朝倉は「18歳くらいまでホラー映画や怖いテレビを一切観られなかった」とそれぞれ意外な一面を明かしていった。
最後に福原は「スパイスが効いたラブコメディです。皆さんにこの映画をまるっと好きになっていただけたらうれしい」と、杉野は「この作品がお客さん1人ひとりの心の中に残ってくれたら本望だなと思います」と観客に呼びかけ、舞台挨拶の幕を引いた。
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