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本作は、探偵事務所を営んでいた父親の失踪を受け、留学先の米国から帰国した鍵山公彦を主人公に据えたサスペンスコメディ。父親の雇い主であり、自身のライバルでもある大手探偵社の跡継ぎ・志威志(こころざしつよし)からの依頼を断り切れない鍵山は、父が残したと思われる謎のツンデレAIとともにある事件の捜査に取り組むこととなる。荒牧が鍵山、鍵山へ依頼をするクライアントに大平が扮した。滝口は志役で出演している。
劇中衣装を着て登場したキャスト陣。スーツ姿の滝口が「荒牧くんは舞台を一緒にやったから知ってると思うけど、僕は普段ジャージしか着ないんですよ。家からジャージで稽古場に行って……」と話し始めると、荒牧は「普段からスーツでしたよ」とかぶせる。「スーツで稽古してるの!?」と大平がツッコむと、滝口は「マネージャーかなって思われるよね」と返して笑いを誘った。また「朝起きたら母から『あなたの存在意義を示してきて』と連絡が来ていました」とも明かし、さらに笑いを起こす。
現場を振り返った滝口は荒牧の態度を称賛。「この人とにかく優しいんですよ。人間そんなはずはない、もうちょっと汚れているはずだと思ったのですが……」と回想すると、うなずいていた大平も「それ僕も思って! どっか粗を探してやろうと思ったんですがなかったんですよ」と賛同する。滝口は「短期間で撮影したので、ずっと密に一緒。そういうときでも荒牧くんは嫌な顔しないんですよ。『眠いです』ぐらいはだいたいみんな言いますからね」と続けた。静かに話を聞いていた荒牧が「眠気ぐらいは言いましたよ」と控えめにツッコむと、滝口は「いや、俺には聞こえてない!」と笑いながら否定する。
鍵山の相棒であるAIの声は堀内賢雄が担当しているが、撮影現場ではスタッフが代わりを担っていた。「AI役は誰なんだろうとずっと思っていたんですよ」と滝口が話すと、荒牧は「『若い男性声優さんで想定しているよ』と最初は監督から言われてたんです。でも実際には渋めの声の堀内さんになりましたね」と説明した。最後の挨拶では、千葉が観客にSNSで感想を書いてほしいと話す。「次回作があれば参考にさせていただきます。スピンオフで『ポンコツ探偵』というものを作れるかも」と言うと、鍵山に99連敗中のライバル探偵役である滝口は観客に対し「お前らにかかってんだよ!」とアピールし、劇場に拍手を起こした。
溝口琢矢、石原壮馬も出演した「AI探偵」は東京のシネ・リーブル池袋、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で公開中。また、10月25日より大阪のシネ・リーブル梅田、11月2日より愛知のシネマスコーレでロードショーとなる。
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かづき @sh_kaduki
「AI探偵」現場で愚痴らない荒牧慶彦を滝口幸広がべた褒め「とにかく優しい」(写真12枚) https://t.co/NYbaVRMUET
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