第31回東京国際映画祭の日本映画スプラッシュ部門に出品された「
「海抜」は同部門に史上最年少となる22歳で招待された高橋賢成の長編デビュー作。主人公は高校時代、中学の同級生が強姦されるのを目の当たりにしながら、何も行動できなかった男・浩だ。数十年後、事件から目を背けたまま大人になってしまった浩に過去の記憶が覆いかぶさっていく。
本作は城西国際大学メディア学部4期生による卒業制作として誕生した。浩役の阿部倫士をはじめとしたメインキャストおよび30名のスタッフは当時全員が大学生。ドイツで開催される日本映画の祭典ニッポン・コネクションでは、ニッポン・ヴィジョンズ部門の最高賞となる審査員賞を受賞した。
なお現在、YouTubeにて予告編が公開中。
リンク
- 「海抜」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
クリスチーネ剛田(あまの ゆか) @flyinglarus
同級生の強姦事件を目撃した男の苦悩描く「海抜」公開決定、スタッフは全員大学生(動画あり) - 映画ナタリー https://t.co/QlENMyejEP