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売れない役者の和人が、演技を利用した何でも屋である俳優事務所“スペシャルアクターズ”に誘われることから物語が展開する本作。この日の舞台挨拶には、監督の
本作は1500名のオーディションから選ばれたキャストたちとともに、企画会議やワークショップを経て、当て書きの脚本が執筆された。上田慎一郎は「この映画は、ここにいるみんなとゼロから作り上げました。このメンバーと舞台に立って同じ光景を見ることができて、気絶しそうなくらい幸せです!」と満面の笑みで挨拶。“緊張すると気絶してしまう”という体質の和人を演じた大澤は、上田慎一郎に「気絶しないでね」と励まされながら、緊張気味に観客へ感謝を伝える。
和人の弟役の河野が「今年一番の映画になるんで、楽しみにしていてください」と自信をのぞかせると、スペシャルアクターズ社長役の富士は「無器用な人たちが出てくるんですが、それぞれすごくかっこいいところが詰まっています」とアピール。カルト集団・ムスビルの教祖に扮した淡梨は「粘土をこねているような、温かい作業をみんなで繰り返しながら作りました」と企画会議を回想した。また「カメラを止めるな!」がきっかけでオーディションに応募したキャストも。上田慎一郎と同じ名字の上田耀介は「Twitterを見ていたら上田監督がまた映画をやるんだと思って。直感で応募した結果、ここに立つことができたので、直感って大事だなと思いました」と話して会場を和ませた。
キャストたちの選考基準を尋ねられた上田慎一郎は「『カメ止め』と違って、まったく物語がない状態だったので、自分がもっとこの人を知りたいなという方たちを選びました」と回答。劇場長編第2弾ということから、プレッシャーに押し潰されそうな時期もあったと振り返ると「一時期は大スランプから気絶しそうな日々を過ごしていまして。その経験も取り込んで、和人という役に反映しています」と明かした。
ここで、花束ゲストとして「カメラを止めるな!」キャストである
「スペシャルアクターズ」は10月18日より東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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上田慎一郎、新作試写会に駆け付けた真魚に「しゃべるのうまくなった!」(写真17枚)
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