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山下智久を海外俳優が大絶賛、日欧共同製作ドラマ「THE HEAD」取材会レポート

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山下智久(中央)

山下智久(中央)

山下智久が出演する日欧共同製作のHuluオリジナルドラマ「THE HEAD」。その国際取材会がスペイン・カナリア諸島のテネリフェ島で現地時間9月13日に行われた。

本作は南極の科学研究基地を舞台にしたサバイバルミステリー。交信が途絶え極限状態に置かれていた越冬隊のメンバーが、行方不明者1人、生存者2人という惨状に。空白の半年間を巡るそれぞれの証言は食い違い、壮絶な心理戦が繰り広げられていく。

取材会には、山下、キャサリン・オドネリー、アレクサンドル・ウィローム、ローラ・バッハ、ジョン・リンチ、アルバロ・モルテ、アメリア・ホイら11人の主要キャストが参加。研究員Akiを演じた山下は「来たばかりの頃は、たまに不安になって戸惑うこともありました。皆さん、優しくて素敵な方ばかりなんですけど、やっぱり文化の違いもありますし、言語的にもうまく伝わらないこともあって……」と素直な心境を述べつつ、「キャスト・スタッフとの距離が縮まるにつれて、それも徐々に改善されていき、当初よりはお互いにコミュニケーションをしっかり取れるようになったんです。このチームとは撮影や食事など、ずっと時間をともにしているので、今ではファミリーのような感覚になってきましたし、すごく大切な仲間です」と報告した。

撮影現場では「Tomo」と呼ばれている山下。製作総指揮を担当するラン・テレムは「Tomoは勤勉でチャレンジ精神にあふれたハングリーな俳優。本読みでも何種類もの演じ方を模索するし、英語の発音も含めて練習に余念がない。また一緒に仕事をしたいです!」と再タッグを匂わせ、監督のホルヘ・ドラドは「Tomoは毎日よくなっている!」と太鼓判を押す。

また、オドネリーは「Tomoとは劇中でとても親密な関係を演じるので、一緒に関係を構築していくのがすごく楽しいです」とコメント。ウィロームは「Tomoと一緒に撮った写真を僕のInstagramに投稿したら、彼のファンから600通ものメッセージが届いたんです。本当に彼はすごい! 何もせず、ただそこにいる芝居は難しいものだけど、Tomoがただベッドに横たわっているシーンを見たら、すごくよかったんです!」と語る。そしてホイは「Tomoはとてもストイック。彼自身はとても優しくて礼儀正しい、愛すべき人なんですが、あるシーンでの芝居がとても恐ろしくて邪悪で……! それがとってもよかったんです!」と山下を絶賛した。

全6話の「THE HEAD」は2020年春よりHuluで配信予定。

山下智久 コメント

僕は研究員の一人・Akiを演じています。Akiは賢くて直感力の強い人物で、医師のMaggieと恋に落ちます。ちなみにAkiという名前は、役名を選ぶ機会をいただけたので、僕が選びました。Akiは日本語で寒くも暖かくもある「秋」から取ったんですけど、キャラクター的にもいいと思ったし、実は僕自身も季節の中では秋が好きなんです。そんなAkiを演じながら、グローバルで素晴らしいキャストの皆さんと共演できて、とても胸が躍っています。皆さんに、この素晴らしいプロジェクト「THE HEAD」をぜひご覧いただきたいです。
この作品のチームは“ザ・インターナショナル”。例えば、キャストの皆さんと一緒にランチをしているときも、1つのテーブルで合計8言語も話せるんです! もちろん、基本は英語で会話をするんですけど、撮影現場ではスペイン語もよく飛び交うので、ちょこちょこスタッフの皆さんに教わって、知識を増やしています。
実を言うと、来たばかりの頃は、たまに不安になって戸惑うこともありました。皆さん、優しくて素敵な方ばかりなんですけど、やっぱり文化の違いもありますし、言語的にもうまく伝わらないこともあって……。でも、キャスト・スタッフとの距離が縮まるにつれて、それも徐々に改善されていき、当初よりはお互いにコミュニケーションをしっかり取れるようになったんです。このチームとは撮影や食事など、ずっと時間をともにしているので、今ではファミリーのような感覚になってきましたし、すごく大切な仲間です。
ちなみに、皆さんとは役についての話はもちろん、自国のお薦めの食べ物について話したりもしました。日本に遊びに来たことのある人がたくさんいたので、たこ焼きの話も飛び出ました(笑)。そういう話を聞くとうれしいですし、僕もこのタイトな撮影が終わったら(笑)、皆さんの国を訪ねてみたいです。
いろんな国から人が集まっていることは、このプロジェクトの強み。その中で自分のアイデンティ―をしっかり持ちながら、カルチャーを超えた“人のコアな心や感情”を、しっかりとシンプルに伝えることができる現場になっていると思います。僕自身も自然体でいられる、いい現場です。日本の友達や食事が恋しくなることもありますけど、それは帰国したときの楽しみに取っておいて、今をがんばろうと思います。

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