打ち上げパーティで“何か”が入ったサングリアを飲み、トランス状態に突入していくダンサーたちの姿を描く本作。「キングスマン」の
予告編には、サングリアを飲んだダンサーたちが狂乱状態へ陥っていく様子が。叫び声を上げる者、排水管に抱きつく者、笑いながら自傷行為をする者などが映し出されていく。
このたびノエとの親交が深い
「CLIMAX クライマックス」は11月1日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほかで公開。
※「CLIMAX クライマックス」はR18+指定作品
※塚本晋也の塚は旧字体が正式表記
塚本晋也 コメント
ギャスパーがまたやってくれた。タイトル通りクライマックスに向かって振り切れている。恐怖を感じる。逃げ出したいくらいに。
しかし、ギャスパーの完璧な映像感覚と音響感覚はいつも厳格で精密、卑俗と高尚が激突し、片時も目が離せない。
そして背景にはギャスパーのいたずらっぽく笑う顔がいつも見え隠れする。海外に映画を持っていくようになったとき初めて会った監督が、ギャスパーだ。
あれから30年近く経つのに、いつもギャスパーは、純粋で自由だ。その自由さを見て、自分もまた、まだまだやってやる。と励まされるのだ。
クライマックス。五感と肉体をフルに使わされる映画だ。
ギャスパー・ノエの映画作品
関連商品
リンク
- 「CLIMAX クライマックス」公式サイト
- 「CLIMAX クライマックス」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
tAk @mifu75
狂乱状態に陥るダンサーたち…ギャスパー・ノエ監督作「CLIMAX」予告編(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/F5UJGGfq34