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本作はマリネラ王国の皇太子・パタリロが巻き起こす騒動を描いた2.5次元ミュージカルコメディ。原作コミックの101巻が6月20日に発売されたことから、舞台挨拶では加藤から魔夜に101本のバラの花束を贈呈する場面も。加藤が「お気持ちはどうですか?」と声を弾ませるも、魔夜は「いやあ、通過点です」と冷静に答える。加藤から200巻というワードが出ると、魔夜は「まあ100歳まで描けばいけるんじゃないかと。90歳の現役マンガ家とかもいますから。まだまだ負けてられません」と決意を口にした。
舞台版に続き主人公・パタリロ役を務めた加藤は、会場を見渡しながら「今日という日をずっと心待ちにしていたのでうれしく思います」と感無量の様子。魔夜から観客への「基本的に舞台や映画に関しては私に責任はないと思っているので、何かございましたら張本人たちにお願いします」という“勧告”にも、加藤は「ドンとこいですよ!」と胸を張った。小林は「監督の僕が観ても意味がわからない(笑)」と発言。「お客さんによってどう観るかは違ってくると思うんです。作品って半分はお客さんのものですから」と続けると、加藤も「お客様にいろんな考察をしてもらい、作品を育てていただきたいですね」とうなずく。
また小林は「舞台版をいっさい観ないで来た方はちゃんと理解できたでしょうか?」とおそるおそる観客に質問し、「かなり説明不足だってことはわかっています。でも今って“説明社会”じゃないですか。観た人たちがどんどんクリエイトしていく映画ってないかな?と感じていたんです。だから『世紀の駄作だ!』とか、好きにいろいろ(感想を)書き込んでください」とリクエスト。加藤も「賛と否があってこそですからね」と納得した。
イベント終盤には、会場に集まった全員で“クックロビン音頭”を踊ることに。加藤が「初日を迎えられたことも本当にうれしいことですが、僕は貪欲に生きていきたいなと思います」とヒットを願うと、魔夜は自身のマンガ原作による映画「翔んで埼玉」が大ヒットしたことを受けて「この映画は『翔んで埼玉』の半分ぐらいはいくと思います」と予想して会場を沸かせた。
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