「ウィーアーリトルゾンビーズ」CHAIと菊地成孔が劇中バンドにコメント

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ウィーアーリトルゾンビーズ」より、CHAI菊地成孔が劇中バンド・LITTLE ZOMBIESについて語るコメント映像がYouTubeで公開された。

「ウィーアーリトルゾンビーズ」メインビジュアル

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本作は、両親を亡くした少年少女がバンドを結成する青春音楽ムービー。二宮慶多、水野哲志、奥村門土、中島セナが演じるLITTLE ZOMBIESは、現実世界でメジャーデビューも果たしている。

CHAI

CHAI[拡大]

菊地成孔

菊地成孔[拡大]

今回の動画は、映画本編にも使用されているインタビューのノーカット版。CHAIのメンバーであるユウキは「すごいラブ」と言い切り、ユナは「あのシンバルの高さは真似しようかな」と水野演じるイシのドラムセットに言及する。菊地は「彼らみたいなのが一番困っちゃうんですよね」とほほえみつつ、「もし一生音楽をやるんだとしたら、それは『生涯戦闘』ってことですよね。それは端的に言って美しいと思います」と話した。そのほか、著名人からのコメントを下記に掲載している。

「そうして私たちはプールに金魚を、」の長久允が長編デビューを飾った「ウィーアーリトルゾンビーズ」は6月14日より全国ロードショー。

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(c)2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS

三浦理高(「キネマ旬報」編集長)コメント

3人の少年と1人の少女の奇妙なアンサンブル。
両親を亡くし感情を失ってしまった彼らから零れ出る静かな感情が観るものの心を掴んで離さない──
観終えた後には未だ体験したことのない不可思議な感覚に包み込まれていることに気づくだろう。
長久監督待望の初長編作品は我々の期待を遥かに超えてきた!

大九明子(映画監督)コメント

おもちゃ箱をひっくり返したような世界観。だいぶ邪悪で繊細で面倒臭くて脳にこびりつく。これだから子供って。

松崎健夫(映画評論家)コメント

人間は孤独だ。この奇想天外な物語は死の香りを伴いつつ、少年少女も同じなのだと悟らせる。だが奇抜な映像に騙されるな!これは人生讃歌なのだから。

斉藤博昭(映画ライター)コメント

好きとか嫌いとか判断する前に、異次元レベルの「引力」に吸い寄せられる。これって、新しい才能に出会った時の感覚だ! 映像もドラマも、次から次へと予測の一歩先を行く、摩訶不思議なオモシロさ!

いしわたり淳治(作詞家・音楽プロデューサー)コメント

隙だらけの物語と隙のないクリエイティブ。このエッジの効いた少年少女たちのセリフをすべて書き起こしたら、ちょっとした名言集が出来上がりそう。

田中知之(FPM)コメント

「大人は判ってくれない」とうそぶき 「禁じられた遊び」に興じる「恐るべき子供達」による「ザ・グレート・ロックンロール・スウィンドル」。

町田康(小説家)コメント

やる前から結末も成り行きもわかっている粗雑な作りのゲームを、それでも全力でやる方法が驚くべき視力で、呆れるほど克明に、残酷なまでに美しく描かれていた。人間の奥底が風景としてそこにあった。

伊賀大介(スタイリスト)コメント

8BITな「青春デンデケデケデケ」!
180秒のポップソング、120分の映画一本で世界は拡がる!!
これ観て目覚めた少年少女が、バンド組んだり映画撮ったり超勉強して宇宙行ったりとか、
自分らのやりたい事やりまくってくれたら更に最高!!!!!!!

大島智子(イラストレーター)コメント

五感をフルに使うような体験をしました。遊園地みたいにかわいくはげしく光り、それなのに死のイメージがよぎるような、そんな感覚を思い出しました。

火将ロシエル(コスプレイヤー)コメント

どんなエンディングかは自分次第。自分も後悔しない人生を歩みたいと思える作品。劇中に唐突に流れる曲が神曲で耳から離れない。

阿部広太郎(コピーライター)コメント

絶望と希望を乱反射させながら、きらきら光るおもちゃ箱を突き抜けていく。高揚する心に、少年少女のまなざしは訴える。それで、あなたはどうする?

岡田利規(演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰)コメント

一つ一つのショット、アングル、カメラワーク、脚本の言葉、演技、展開、それらに通底する醒めた&絶望した態度、全部リアルで、全部信じられるとおもった。

くろねこ(コスプレイヤー)コメント

自分の物語を探す子供達。音楽はもちろん、一つ一つの映像にメッセージが込められているのを感じました!テンポとは裏腹に思わず涙してしまいます!

長谷川町蔵(文筆家)コメント

「じんせい」という名の無理ゲー。でもどうせ一回しかプレイできないんだから、自己流で攻略すればいいんだよ! 子どもたちがそう教えてくれる。

奥山和由(映画プロデューサー)コメント

映画は自由表現という懐の深さがあります。
そこに最大限つけ込んだ許されざる映画です。

イガリシノブ(Hair & Make up Artist[BEAUTRIUM])コメント

作り手達、ストーリーともに、友情というか同じ境界線にいる仲間の重要さ仲間感をじっくり感じさせてもらえた。
それと当たり前なのかもしれないけど、青椒肉絲を作ってたのも母だったし、お母さんの存在についてリトルの衣装からも、何か奥の奥を削られた感じ。
体験型のようで視聴者なポジション。
ここがスタートであってほしい映画でした

佐久間宣行(テレビ東京プロデューサー)コメント

100Mダッシュかと思って眺めてたら、
そのままフルマラソン完走してた。そんな映画。
バカかよと笑ったけど、いつのまにか涙出てた。最高。

ツチヤタカユキ(作家)コメント

死んでるみたいに生きてる。
この世界は、
そんなゾンビーズ達で溢れてる。
僕も、その中の一人だ。
でも、もう大丈夫。
この映画は、僕達のための一撃だ!

サレンダー橋本(漫画家)コメント

世界に白旗を掲げながらもどこかで何かを期待して生きる。子供たちの姿が切実だった。一度飲み込んだ理不尽を少しずつ吐き出して、軽やかに進め!

ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)コメント

音楽には、匂いも形もないけれど

こういうことが詰まってる。

ジョイマン・高木晋哉(芸人)コメント

面白いなあ。好きなやつだなあ。どんなにこてんぱんにゲームオーバーになっても人生は続いていくんだなあ。なななな、なななな、何だか馬鹿みたいだけど僕も僕の光に向かってこれからまた生きよう。

ジョイマン・池谷和志(芸人)コメント

映像とテンポが良くて、ストーリーにグイグイ最後まで引き込まれていきました。
あと、大人びた子供たちの会話も面白かった。
死んだように冷めた生き方をしてしまった子供達がほんの少しだけでも温かい人間になれたような結末でした。
そして、僕もあの自転車にあったエンブレムだけ欲しいです。

カンパニー松尾(AV監督)コメント

まあ、好きなことやってますね。
お口あんぐりの120分!
High & Lowのネタ満載かつ多彩な映像表現もさることながら、
LITTLE ZOMBIESが奏でる音楽に妙な説得力があり、心和みました。
妄想もここまでヤルとリアルに飛べる!
そんな新しい映像体験でした。

ミト(クラムボン)コメント

「生きていても意味がない。」誰もが思うその気持ちを起点に、
よくぞここまで日本人しか持たない”感性の特異”を痛快に表現したなと感動しました。

みうらじゅん(イラストレーターなど)コメント

主人公の男の子のルックスが80年代のいとうせいこう氏に激似!テクノな世界観も相まってそんな風に観てたら御本人もこっそり出てるじゃあーりませんか。

佐々木宏(クリエーティブ・ディレクター)コメント

同い年に親父を亡くし同じ茫然自失を体験したので、このちびっ子ゾンビに参加しながら、1秒も退屈せずに稀代の天才監督の斬新痛快セリフ回しに酔いました

川村真司(Chief Creative Officer Whatever)コメント

これは、大人になれない子供がつくった、子供になれない大人のためのレッドピル!日本でもこんなに自由な映画作りができるんだと勇気をもらいました。

田中泰延(青年失業家、コピーライター)コメント

だれの心にも、臍の緒が巻きついている。ゾンビになったぼくとあなたの生を取り戻すための120分、主人公は最後まで泣かない。涙を流す係は、ぼくに回された。

椿鬼奴(お笑い芸人)コメント

今の子供たちがドライなのは噂で聞いていましたが、私が「夢芝居」を歌って友達から笑いをもらって喜んでたのとは大違いの13才だ!と驚きました。でも本編が進むにつれその子供たちも決してドライの一括りでない事もわかり、彼らの気持ちはどんな?彼らの暮らしはどうなる?お腹減ってない?とエセ叔母の感情が生まれ引き込まれていく映画です。

尾上永晃(広告プランナー)コメント

映画ってこういうもんだよね、
という思い込みがぶち壊されました。
こんなに好き勝手できるもんだったんだ。
熱量、胆力、執念、圧、愛、全部入り!

藤原麻里菜(発明家、文筆家)コメント

映画を見てから振り返ると、私は心がゾンビになっているときに無駄な発明をしてるなあ。人間に戻れたとき、ゾンビだった自分を愛せたら最高ですよね。

ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭プログラミングチーム コメント

「WE ARE LITTLE ZOMBIES」には、映画の力の活気がみなぎっている。ポップカルチャー、ロックオペラ、失うことを語るエキセントリックな物語、新時代の到来──思いがけずたくさんの要素が、1つのミュージアムに同時に並べられたような状態だ。自由を心から信じるとき、フィルムメーカーは何ができるかということを示した作品である。

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