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本作では、裏社会の始末屋(スイーパー)であり無類の女好きである冴羽リョウと、彼の相棒・槇村香の活躍が描かれる。イベントは、リョウの格好をした徳井がバブリーな衣装の女性たちをはべらせながら登場し、飯豊から100tハンマーで叩かれる小芝居からスタート。優しく叩く飯豊を見たリョウ役の神谷は「香もこれだけ優しければなあ」とうらやましがりつつ、「最後までもっこり! 楽しんでください」と挨拶する。
オファーを受けたときのことを「びっくりしたのとうれしさと、あと不安も襲ってきました」と振り返る神谷は「当時のように表現することができるだろうかと。でもうれしさが勝って、1年かけて今できるベストのリョウちゃんを作りました」と述懐。さらに若さの秘訣を尋ねられた神谷は「お客様に引っ張られて若さを保ってます。もっこりエキスを!」と答え、笑いを誘う。香役の伊倉は、当初は不安だったという神谷の言葉に同意しつつ「スタジオに入ってみんなの顔を見たら『あら? 大丈夫かも』って。思いっきり暴れさせていただきました」と語った。
野上冴子役の一龍斎が「冴子が大好きなんです。同じメンバーでやろうって言ってくださった神谷さんに感謝ですよね」とほほえむと、隣で聞いていた徳井は、一龍斎の声に思わず「もっこりしますね」とつぶやく。一龍斎が「ここにも色っぽいお姉さんがいます」と美樹役の小山に話を振ると、小山は「皆さん本当に声が変わってなかったですけど、美樹はちょっと大人になっちゃったかも(笑)」と謙遜しながら、「まりえちゃんがすごくよかった!」と飯豊を称賛した。
続けて神谷も「実は僕、(飯豊が)練習しているところをこっそり見てたんです。ワンシーン聞いただけで『やった!』と思いました。若さやかわいらしさがあふれていますし、演技も抜群で素晴らしいです!」と絶賛。オリジナルキャストたちからの賛辞に恐縮しながら、飯豊は「神谷さんがいらっしゃったことを知らなくって。ドアが開いて『見てましたよ』って言われたときはドッキリだと思いました(笑)。でも、うれしかったです! 一生忘れられない出来事でした」と笑顔を見せた。
こだまは「香の『時代の空気読まんかい!』というセリフがありますが、ちょっと不安な部分もあったんです。でもリョウからもっこりを取ったら何もなくなるので(笑)。今の時代でももっこりは通用する、通用させてみせると思って引き受けました」と製作の裏側を明かす。北条は「(当時から)何も変わらない。ファンの方への恩返しというのが第一義ですが、満足していただけるのではないかと」と太鼓判を押した。最後に神谷は「北条先生がおっしゃったように、当時の『シティーハンター』がなんの違和感もなくスライドしています。20年ぶりに帰ってくることができて、こんなにうれしいことはありません。エンディングで流れる『Get Wild』には、こだま監督の愛があふれていますので、ぜひお見逃しなく!」と観客へ語りかけ、イベントの幕を引いた。
「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」は2月8日より全国でロードショー。
※冴羽リョウのリョウは、けものへんに「僚」のつくりが正式表記
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シティーハンターの完成披露、めちゃめちゃ楽しそう(飯豊まりえはいいぞ)
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