全盲の映画監督を追うドキュメンタリー「ナイトクルージング」公開

全盲者による映画制作を追ったドキュメンタリー「ナイトクルージング」が、3月30日に公開される。

「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」の監督・佐々木誠が、2013年の「INNERVISION インナーヴィジョン」に引き続き、友人であり全盲の加藤秀幸による映画制作を記録した本作。生まれながら光を感じたことのない加藤が監督するSFアクション映画「ゴースト・ヴィジョン」の制作過程が捉えられている。全盲の主人公が相棒と一緒に敵を追うさまを描く「ゴースト・ヴィジョン」には、「シン・ゴジラ」のプリビズ・CG制作チーム、「ファイナルファンタジーXV」の開発チーム、現代美術家の金氏徹平が参加し、山寺宏一、石丸博也、神奈延年も声優キャストに名を連ねている。

このたびYouTubeにて「ナイトクルージング」の特報映像も解禁。加藤がカメラを手に取る様子や、自らアクションシーンに挑戦する姿、そして山寺と神奈のアフレコ風景も確認できる。

「ナイトクルージング」は、東京・UPLINK渋谷ほか全国で順次公開。