福地桃子が初主演作で「母への尊敬が生まれました」、柳喬之は“婿の気分”味わう

6

751

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 36 75
  • 640 シェア

あまのがわ」の完成披露試写会が、本日1月16日に東京・神楽座で行われ、キャストの福地桃子柳喬之生田智子水野久美、監督の古新舜が登壇した。

「あまのがわ」完成披露試写会にて、左から柳喬之、生田智子、福地桃子、水野久美、古新舜、吉藤オリィ。

「あまのがわ」完成披露試写会にて、左から柳喬之、生田智子、福地桃子、水野久美、古新舜、吉藤オリィ。

大きなサイズで見る(全13件)

福地桃子

福地桃子[拡大]

本作は母との関係がうまくいかず心を閉ざしてしまった女子高生・琴浦史織が、祖母の入院をきっかけに訪れた屋久島でロボット・星空(セイラ)との交流を通して新たな自分を見つけていくヒューマンドラマ。哀川翔の次女であり、本作で映画デビューを飾った福地は「とてもピュアで温かい作品になりました。初めて映画に関わって裏側を知り、いろんな方の思いが詰まった作品だなとうれしく思っています。背中を押してくれるような作品になったらいいなと思いを込めて、私たちもがんばっていきます」と初々しく誓った。

左から生田智子、福地桃子、水野久美。

左から生田智子、福地桃子、水野久美。[拡大]

本作では母、娘、孫と3世代の女性たちを軸に物語が展開していく。福地は「お母さんって本当に大変なんだなあとか、この映画を通してお母さんへの尊敬が生まれました」としみじみ。史織の母役・生田は「愛情があるからこそ娘に対して怒ったりする。そのあたりの気持ちはよくわかるので、自分に重ね合わせながら演じました」と母としての目線で語る。

柳喬之

柳喬之[拡大]

また実生活でも孫がいる水野が「孫が反抗期でしたが、(息子夫婦に)『好きなようにさせてあげなさい』と中和させる役目でした。『いつか自分にいいことが戻ってくるから!』ってね」と明かすと、福地は「水野さんには本当に元気をたくさんいただきました」と満面の笑みに。鹿児島出身の柳は「いつか地元で撮影するのが夢だったので本当にうれしかったです」と撮影を振り返りつつ、女性3人のやり取りを見ながら「うらやましい。お婿さんってこういう気持ちなのかなあ」とつぶやいて共演者たちを笑わせた。

「あまのがわ」完成披露試写会の様子。前列左から柳喬之、生田智子、福地桃子、水野久美、古新舜、吉藤オリィ。

「あまのがわ」完成披露試写会の様子。前列左から柳喬之、生田智子、福地桃子、水野久美、古新舜、吉藤オリィ。[拡大]

自動車事故により肢体不自由となり、分身ロボット・OriHimeを使って社会とつながった番田雄太氏の実話をきっかけに生まれた本作。本日は会場に数台のOriHimeが設置され、会場に来ることのできない人々が遠隔操作で舞台挨拶を観覧した。また開発者である吉藤オリィもサプライズで登壇。最後の挨拶では、古新が「番田くんは『障害があってもできるよね』という男気のある人でした。欠けてることが駄目なんじゃない、成長してお互いに支え合っていく。自分の心が磨かれていけばそれが自然とできるという思いを映画に込めたつもりです」と熱弁した。

「あまのがわ」は、2月9日より東京・有楽町スバル座ほか全国で順次公開。

この記事の画像(全13件)

(c)あまのがわフィルムパートナーズ

※動画は現在非公開です。

読者の反応

  • 6

吉藤オリィ@寝たきりの先をつくる @origamicat

福地桃子が初主演作で「母への尊敬が生まれました」、柳喬之は“婿の気分”味わう(写真13枚) - 映画ナタリー https://t.co/liavUNvIK8

コメントを読む(6件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 あまのがわ / 福地桃子 / 柳喬之 / 生田智子 / 水野久美 / 古新舜 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。