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ヨシカとの共通点は無果汁?大九明子が「マイ・プレシャス・リスト」監督と意気投合

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「マイ・プレシャス・リスト」トークイベントの様子。左から大九明子、スーザン・ジョンソン。

「マイ・プレシャス・リスト」トークイベントの様子。左から大九明子、スーザン・ジョンソン。

マイ・プレシャス・リスト」のトークイベントが本日10月11日に東京・新宿ピカデリーにて行われ、監督のスーザン・ジョンソンとゲストの大九明子が登壇した。

本作は、ハーバード大学を飛び級で卒業したIQ185の天才だがコミュニケーション能力ゼロのキャリーが、セラピストから与えられた6つの課題をこなすことで“新しい自分”を見つけていく物語。「ミニー・ゲッツの秘密」のベル・パウリーがキャリーを演じた。

上映後に登壇したジョンソンは「自分にとって最高のバージョンの自分にどうしたらなれるのか、というのが本作のテーマ。リスクを取ったとしても幸せになることを恐れてはいけないと思います。そんな私も幸せを探し続けている最中なんですけどね」とコメント。監督作である「勝手にふるえてろ」と共通したものを感じたという大九が「特に(キャリーが飲む)チェリーソーダのくだり。私も主人公にイチゴ牛乳を飲ませるシーンを多用してたんですが、それは自分が子供のとき、なんだかうれしい気持ちになる飲み物で好きだったからなんです。でも、どちらも無果汁で健康のためにはいいことがないっていう(笑)」と語ると、ジョンソンは「私もチェリーソーダが好きで、子供のときから飲んでいました!」と笑った。

女性監督としての自身の立場について問われると、ジョンソンは「まだまだチャレンジの連続です」と話し、大九も「私たちはそれが個性であるかのように言われますが、そろそろ男性女性ではないところで、のびのび作れたらいいなって」と続ける。大九の言葉に深くうなずいたジョンソンは「女性監督が男性キャラクターを描く作品をもっと観たいと思います。すべてのジャンルにタックルできるような監督になりたいです」と考えを述べた。

また「勝手にふるえてろ」を鑑賞したというジョンソンは「本当に大好きです。泣いて笑っての繰り返しでした。私もキャリーに松岡(茉優)さんが演じたヨシカが似ていると思いました。松岡さんが、明るいシーンから暗いシーンへすぐにスイッチを入れ替えるように演じていたのは素晴らしかったです」と感想を伝える。その言葉に感謝した大九は、反対にキャリーを演じたパウリーについて「人を惹き込むキュートさにあふれていました」と称賛した。

「マイ・プレシャス・リスト」は10月20日より全国でロードショー。

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