本作は芥川賞作家・羽田圭介の小説「盗まれた顔」を原作としたサスペンスアクション。記憶と勘を武器に指名手配犯を雑踏の中から見つけ出す“見当たり捜査員”の男が、捜査に没頭するうちに警察機構の深い闇へとたどり着くさまが描かれる。玉木が演じるのは、3000人の指名手配犯の顔を記憶する主人公・白戸崇正。監督を
玉木は「誰かを追っていると思っていたらいつのまにか自分が追われている立場にいる……。そんな緊張感に満ちた、今までにない刑事ドラマになるのではないかと思います」と本作の魅力をアピール。また羽田は「玉木さんは自分が高校生だった頃に映画で見てとても印象的な役者さんだったので、今回白戸を演じられるというのは感慨深いです(自分がイメージするもう少し野暮ったい白戸像からすると、いささか格好良すぎる気もしますが)」、武は「喜怒哀楽だけでははかれない様々な感情や孤独、哀愁を見事体現された」と主演の玉木について言及している。3人のコメント全文は以下に記載した。
「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」は全5話。第1話は無料放送される。
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連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~
WOWOWプライム 2019年1月放送予定
※全5話
玉木宏 コメント
本作の魅力
この作品は「見当たり捜査」という変わった捜査手法を題材としていますが、ある「顔」を見つけてしまったことがきっかけとなり、そこから芋づる式に色々なものがつながってしまうという、事件性の怖さが詰まった作品です。誰かを追っていると思っていたらいつのまにか自分が追われている立場にいる……。
そんな緊張感に満ちた、今までにない刑事ドラマになるのではないかと思います。
白戸崇正の人物像
人の顔を覚える相貌識別能力の高さを評価されて“見当たり捜査員”になった男です。
彼は業務に対して真摯に向き合うのですが、その分どんどん神経をすり減らし、自分の身を削ることになる。
そういう意味では、誰もが白戸のようになり得る、普通の感覚を持った人間だと思います。
身を削りながら仕事をしている一方で、付き合っている女性を大事にしたいと思う気持ちもあり、その葛藤がままならない感じが、非常に人間らしいと感じています。
「見当たり捜査」について
人の顔は変わるものですが、手配写真から何年も経過していても、彼らは経年した顔の変化を想像して見つけることができます。実際にそうやって検挙されている実績もあるので、本当にすごい仕事だと思います。
メッセージ
このドラマは監督に
決して派手さはないですが、非常に奥行きのあるサスペンスに満ちたドラマです。
ぜひ楽しみに放送をお待ち頂ければと思います。
羽田圭介 コメント
当初、推理とはかけ離れた“見当たり捜査”という、アナログな力業の性質が、起承転結に重きを置く映像作品とは親和性が低いのではないかと思っていました。しかしだからこそ、どんなものが出来上がるのかとても興味深く、楽しみにしています。
玉木さんは自分が高校生だった頃に映画で見てとても印象的な役者さんだったので、今回白戸を演じられるというのは感慨深いです(自分がイメージするもう少し野暮ったい白戸像からすると、いささか格好良すぎる気もしますが)。
視聴者の皆さんには、ぜひドラマをご覧頂き、そして原作本も買っていただければ、と思います。
武正晴 コメント
本作は、見当たり捜査というまこと奇妙な仕事を職能とする主人公の物語である。まてよ、映画監督という職業も人の顔を見続けるという商売と重なるではないか。「孤独者とは良き観察者になり得る」とは、ある映画の名台詞ではあるが、僕はこの顔を盗み、読む、見当たり捜査員たちの職能の孤独性に共感したのだ。
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リンク
- 「連続ドラマW 盗まれた顔 ~ミアタリ捜査班~」公式サイト
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マネーライター鵜修羅 @ushura
なんで羽田圭介さん自分が主演するみたいに写ってるの https://t.co/DZzlR6KImt