2025年の香港を描いた「十年」の日本版となる本作は、
「十年 Ten Years Japan」は東京・テアトル新宿、大阪のシネ・リーブル梅田ほか全国にて順次公開。なお石川が「美しい国」製作のきっかけに言及したコメントを、下記に掲載している。
石川慶 コメント
十年後、83歳以下の人は誰も戦争を知らない時代がやってきます。実質、戦争を覚えている人が社会からほとんどいなくなると言っても過言ではないのでしょう。話を聞きたくても、意見を仰ぎたくても、もうその人たちはいないのです。そう思うと、僕らはけっこう重要な転換期に生きている気がするし、たぶんとても重要な責任を負っているんだと感じます。でも僕は、次の世代に渡すべきバトンを何も持っていないことにただ愕然としてしまいます。“もう遅い / まだ間に合う”という香港版のキャッチコピーを重く受け止めつつ、“まだ間に合う”という思いを込めてこの短編を撮りました。
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リンク
- 「十年 Ten Years Japan」公式サイト
- 「十年 Ten Years Japan」特報映像
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aishi @ai_77
作り手に都合のいい声しか拾わない事も多いからどうなんだろ?:是枝裕和監修によるオムニバス「十年」公開日決定、石川慶のコメントも到着 - 映画ナタリー https://t.co/f94iJ52vo8