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「おっさんずラブ」がコンフィデンスアワード作品賞に、吉田鋼太郎も助演賞獲得

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土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」より、左から林遣都演じる牧凌太、田中圭演じる春田創一、吉田鋼太郎演じる黒澤武蔵。 (c)2018 テレビ朝日

土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」より、左から林遣都演じる牧凌太、田中圭演じる春田創一、吉田鋼太郎演じる黒澤武蔵。 (c)2018 テレビ朝日

第12回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」が発表され、「おっさんずラブ」が作品賞を獲得した。

2018年4月期に放送された29の作品を対象に、“質の高いドラマ”を発表する同賞。「おっさんずラブ」からは、吉田鋼太郎が助演男優賞にも輝いている。そのほか「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」のディーン・フジオカが主演男優賞、「あなたには帰る家がある」の木村多江が助演女優賞、「ブラックペアン」の趣里が新人賞を受賞。また映画化も決まっている「コンフィデンスマンJP」からは長澤まさみが主演女優賞、古沢良太が脚本賞を獲得した。

受賞結果と各々が寄せた喜びのコメントは下記の通り。

第12回「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」受賞結果&コメント

作品賞

土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」
貴島彩理(プロデューサー)

純粋にうれしい気持ちでいっぱいです。この場にいないキャストや、見えないところで全力でがんばってくれたスタッフたちに、今すぐ走って伝えに行きたいです。
「おっさんずラブ」は、現代の男女の恋愛観を切り取ろうとした企画が、たまたまおっさん同士の純愛ドラマになっただけ。“王道の恋愛ドラマ”として、老若男女だれもが経験したことがある“恋する気持ち”をまっすぐ描くということを掲げて作ってきました。
今も視聴者の皆様がこんなにも各キャラクターを応援してくださるのは、座長の田中圭さん、吉田鋼太郎さん、林遣都さんをはじめ“嘘なく役を生きる”ことを大切にしてくださったキャストの皆さん、彼らの生み出した繊細な空気をそのまま映像として切り取ろうと奔走してくれたスタッフの皆さん、誰よりこのドラマを“王道恋愛ドラマ”と信じて土台を作ってくださった脚本家と音楽チーム。全員が愛を持って作品作りに臨んでくれたおかげで、誰かの心に届く力が宿ったのだと思います。ありがとうございました。

主演男優賞

ディーン・フジオカ(木曜劇場「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」)

このような有難い賞をいただけることをとても光栄に思います。
振り返ると本作品の制作過程は難しい挑戦の連続でした。
それでもチームが一丸となり、各々のパートで心を込め体を張って頑張ったからこそ「モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」という特殊な世界観を作ることが出来たのだと思います。そのシナジーがあったお陰で、僕自身も演者として「柴門暖」と「モンテ・クリスト・真海」という全くの別人が混在するような振れ幅の大きい役を思い切って演じさせていただくことが出来ました。
今回は「主演男優賞」という枠ですので僕が代表し賞を受け取らせていただきますが、この結果はひとえに、最後まで諦めず試行錯誤を繰り返し初志を貫いたチームワークの勝利です。
本作品を多くの方に楽しんでいただいた結果が、この度の受賞という形で未来に残ることを心から嬉しく思います。

主演女優賞


長澤まさみ(「コンフィデンスマンJP」)

「コンフィデンスマンJP」という作品で出会えたダー子ちゃん。
この役を通してさまざまな面白い世界を見せてもらったように思います。
私の分身なのか、あくまで役柄なのか分からなくなるくらいダー子ちゃんには楽しい時間を過ごさせていただきました。
ボクちゃん、リチャード、五十嵐、他の共演者の皆さんに生かされ演じられた役だと思ってます。ありがとうございました。

助演男優賞

吉田鋼太郎(土曜ナイトドラマ「おっさんずラブ」)

このような賞をいただけるとは思っておりませんでした。大変うれしく、光栄に思っております。
「おっさんずラブ」は、男性が男性に恋をするという題材的にめずらしい作品ではありましたが、キャスト、スタッフ全員が真正面から取り組んで、視聴者の皆様から温かい声援と、「今までにないドラマだった」という評価の声をたくさんいただきました。あまりにも反響が大きくて驚いていたところもあるのですが、その声に励まされて、がんばれていたのではないかと思います。ご声援本当にありがとうございました。
この作品は、僕の人生初のヒロイン役です。この先、ヒロインをできる機会はなかなかないと思いますので、記念すべき作品になりました(笑)。

助演女優賞

木村多江(金曜ドラマ「あなたには帰る家がある」)

本当に嬉しいです。このドラマは役作りがとにかく大変で、撮影中は考えすぎて眠れない夜もたくさんありました。生み出す苦しみがいっぱいあった役でしたので、このようなご褒美をいただくことができ、今はじんわり嬉しさが込み上げてきています。
綾子さんは本当に不思議な人でした。でも異常な行動にも理由があるんです。だから観ている人もその先が気になる。そんな風に思っていただけるように心がけました。
薄幸な女性ももう充分やりましたし、綾子さんの強烈なイメージを払拭しなくちゃいけないんで、今後はコメディなど違う役にもいろいろチャレンジしたいです。もう私の中には綾子さんはいません(笑)!

脚本賞

古沢良太(「コンフィデンスマンJP」)

コンゲームというすごく難しい題材で、1年という時間をかけてじっくりと脚本作りをしたので、このような賞をいただくことができとても嬉しいです。
1話完結で描く、信用詐欺師の主人公たちの物語だったので、毎回設定を変えなくてはならず、1話ごとにゼロから違うドラマを作っているような感覚でした。メインキャラクターのダー子、ボクちゃん、リチャード、五十嵐、この人たちのやり取りが面白く魅力的で、仲間に入りたいと思えたり、(自分も)やりたいように生きようって思ってもらえたり、そういう開放感のあるドラマになったら良いな、ということに一番こだわっていた気がします。ありがとうございました。

新人賞

趣里(日曜劇場「ブラックペアン」)

このような賞をいただけるなんて思ってもみなかったのでビックリしました。これまで賞をいただくことがあまりなかったので、このような立派な賞をいただくことができ、とても嬉しく、明日からも頑張ろうと励みになりました。
自分だけではなく、スタッフや共演者の皆さんがいて、猫田麻里というキャラクターができました。今は皆さんにありがとうと言いたいです。
猫田は、あまりセリフがありませんでしたが、あの病院にとって必要な存在だということと、人の命を救うことに誠実であるということをしっかり表現したいと思って撮影に臨みました。今回の新人賞を励みに、これからもお仕事を楽しみたいと思っています。

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