MCU初のバディヒーロー映画！「アントマン＆ワスプ」ワールドプレミア開催

「アントマン＆ワスプ」のワールドプレミアがアメリカ現地時間6月25日にロサンゼルスのチャイニーズ・シアターで行われ、主演を務めるポール・ラッドらが出席した。

「アントマン」の続編にあたる本作は、元泥棒でバツイチのスコット・ラングが身長1.5cmになれるスーツを身に着け、“アントマン”として活躍するアクション。前作に引き続きラッドがスコットを演じ、エヴァンジェリン・リリーも新たな相棒ワスプ / ホープ・ヴァン・ダインとして続投する。2人のほかプレミアには監督のペイトン・リード、マーベル・スタジオのCEOであり本作の製作総指揮を務めたケヴィン・ファイギらスタッフも会場に集結した。

ファンの前に姿を現したリリーは、本作におけるアントマンとワスプの関係性に言及。「彼らは陰と陽とも言える正反対の関係で、たまにぶつかりあったりもする。賢くて鋭いワスプに対して、感情的でドジばかり踏んでしまうスコットがちょっとかわいいの。そんな2人の微妙な関係がとてもいい感じ」とアピールする。続いてラッドが登場すると、会場のボルテージは最高潮に。彼は「とにかくビジュアルがすごいし、面白い。マーベルファンにはもちろん、『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』を観た人にとって大きな発見がこの作品にはあると思う」とコメントを残した。

そのほかヴィランであるゴースト役のハンナ・ジョン＝カーメン、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、そしてハンクの妻で本作で重要なキャラクターとなる初代ワスプのジャネット・ヴァン・ダインを演じたミシェル・ファイファーの姿も。リードはファイファーの参戦について「最初の作品から、初代ワスプは誰がいいかと聞かれたら『ミシェル・ファイファーのイメージだね』と言ってたんだ。そうしたら本当にそうなった！ こんな夢のキャストが脇を固めるこの作品は本当に素晴らしい」と自信をのぞかせた。

マーベル・シネマティック・ユニバースにおける「初めてのバディヒーロー映画」と本作を位置付けるファイギ。「『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』を観た方は劇場を出たあとのショックが大きかったかと思いますが、本作はきっと明るい気持ちで楽しめるものになっているのでは」と述べた。

「アントマン＆ワスプ」は8月31日より全国でロードショー。