劇場アニメーション「
本作は、戦国時代の日本にタイムスリップしてしまったバットマンが、悪党たちによる歴史改変を阻止するため戦う姿を描く物語。舞台挨拶には山寺と高木のほか、キャットウーマン役の
鑑賞を終えたばかりの観客から大きな拍手を贈られ、登壇者たちは「あー、よかった!」と安堵の表情を見せる。しかし水崎は挨拶に代えて「朝からこんなもの見せて本当にすみません。役者の皆さんは悪くないんです!」と謝罪。中島が「大丈夫ですか? 胸焼けしてませんか?」と観客を心配すれば、岡崎も「やっと日本の皆さんに届けられました。楽しんでいただけたんだなと思います」と控えめに感謝を述べ、見かねた高木と山寺は「みんな自信ないんですか!?」「この3人が中心になってすごいものを作ったんですよ!」とさえぎるようにスタッフ陣をねぎらった。
「LEGO(R)ムービー」シリーズや「レゴバットマン ザ・ムービー」などでもバットマンの吹替を担当してきた山寺は「今回はカッコいいバットマンができました」と満足そうに笑い、「日本で作られたすごいクオリティの作品に参加できるのがうれしかった」と喜びを口にする。高木はジョーカーを演じるにあたり「すごくプレッシャーを感じました」と打ち明けつつ「(アフレコでは)山寺さんをなんとしても困らせたい、いじめ倒したい、(山寺が)いらつくほど楽しくやるっていうのを念頭に置いて収録しました」告白。山寺は「本当にいろんな意味でいらつきました(笑)。それくらい、いい戦いをさせていただきました!」と高木との収録を回想した。
釘宮も「この世界観に自分が参加できてることがうれしすぎて。収録も大好きな人しかいなくて楽しすぎて、テンション全開でジョーカーにくっついていました!」と共演者たちとの収録を声を弾ませて振り返る一方、梶は「僕は1人でした」とぽつり。「楽しくやらせていただいて……ただただ寂しかったです」と釘宮らをうらやましそうに見つめた。また加隈は「(キャットウーマンは)どっちの味方に付くの?っていう読めない子。コロコロ変わるところがあるけど、それが魅力」と自身が演じたキャラクターを分析する。
舞台挨拶の終盤には、明日6月17日に57歳の誕生日を迎える山寺を祝うためバースデーケーキが運び込まれた。なぜか結婚式のように梶から山寺へファーストバイトが行われることになり、2人は「僕がやっていいんですか?」「誕生日なのになんで?」と困惑した様子を見せる。梶がケーキを山寺の口へ運ぶと、山寺は「バットマン味!」と感想を述べ「誕生日の前日に最高の作品の舞台挨拶ができてうれしいです」と感謝。そして「スタッフも我々も情熱を注ぎ込んで作った作品です。ここから世界に向けて発信して『ニンジャバットマン』ブームが来ることを祈ってます」と熱く語り、観客と一緒に三本締めで舞台挨拶の幕を引いた。
※水崎淳平の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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「ニンジャバットマン」山寺宏一と高木渉、スタッフの不安一蹴「すごいもの作った」
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