劇場アニメーション「
本作の舞台は、1960年代の東京・さくら元町。たった1人の家族である母を亡くしたシンと、自身も姉を失った少年・イツキ、そして妖怪が見える少女・タエの3人が、シンの守護霊スーさんや猫又ら妖怪たちとともに、家族の魂を取り戻そうと不思議な事件に立ち向かうさまが描かれる。
このたび公開されたティザービジュアルはシンと猫又の姿が描かれたもので、「ずっと一緒だと思ってた──」というコピーが添えられている。製作総指揮と原案、脚本を担当した日野晃博は「今回、なんと、妖怪ウォッチらしいイマドキの妖怪たちは一切登場しないのです。代わりに、どこかで聞いたことがあるような、伝承に記された妖怪たちが出てきます」と作品について語った。
なお、7月13日には本作の前売り券が発売。劇場で購入すると、特典として「≪猫又≫妖怪アーク」が全国20万名限定でプレゼントされる。
日野晃博 コメント
今年で「妖怪ウォッチ」も5周年、あっという間でした。4年間、映画においても、毎回、新しいものをお届け出来るようにと知恵を絞ってまいりましたが、今年は原点に立ち返り、家族みんなで見ることができる「良質のアニメ作品」をつくろうと考えました。
基本中の基本ですが、スペクタクルもあって、感動もある、「映画」として見ごたえある物語づくりを目指しています。これまで以上に、世界観のディテールとストーリーラインにこだわりました。中でも特徴的なのは登場する妖怪たち。今回、なんと、妖怪ウォッチらしいイマドキの妖怪たちは一切登場しないのです。代わりに、どこかで聞いたことがあるような、伝承に記された妖怪たちが出てきます。登場人物は、全員が新しいキャラクターとなりますが、初期の妖怪ウォッチに近い、温かい「妖怪」と「人間」の姿がそこにあります。そして、もうひとつの見どころは全て作り直された「妖魔界」です。妖魔界は、大人でも魅力的に感じるような、しっかりとリアリズムを持った世界となりました。
本作は、笑いあり、涙あり、少年たちの大冒険の中で、「友情」とはなにかが語られます。過去最高のエンタテインメント妖怪映画を、家族みんなで楽しんでください!
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笹本優子 @sasayou
「映画 妖怪ウォッチ」新作が12月公開、日野晃博「イマドキの妖怪は登場しない」 - 映画ナタリー
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