2014年に香港で行われたデモ「雨傘運動」を79日間にわたって捉えたドキュメンタリー「
山形国際ドキュメンタリー映画祭2017で小川紳介賞を受賞した本作。“真の普通選挙”を求めて若者が街を占拠した出来事を、当時27歳の
「乱世備忘 僕らの雨傘運動」は7月14日より東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。なお前売り券を購入すると、イラストレーター・小野寺光子が手がけたポストカードが特典として付属する。
いとうせいこう コメント
香港、加油(がんばれ)! 民主、加油! 人間、加油!
巖谷國士 コメント
いまの日本にとって必要な映画だ。学生や労働者は笑顔をうかべつつ、同調も萎縮もなく未来のために闘う。デモ集会もテント生活も一種の祝祭に見える。制服のまま加わってくるすてきな少女中学生!
港千尋 コメント
この映画を見るとき、あなたはデモの一部になる。学生たちと警官隊の間の距離は数センチ。カメラはそのわずかな空間に入り、そこでしか知ることの出来ない事実、そこでしか聞くことの出来ない怒り、そこでしか感じることの出来ない恐れを、伝える。殴られ、ガスを浴びせられ、倒れ、そして助けられながら、それでもなお彼らは路上にとどまる。何のために? 命がけでも守らなければならない、大切な言葉があるからだ。そのわずかな空間に集まった若者たちにとって、すべての言葉は「自由」と同義である。いま映画はその空間を、世界中へ開いてゆこうとしている。映画の広場へ向かおう。注視すること、それは抵抗の第一歩である。
西原孝至 コメント
あの日あの時、路上であがった無数の声が、過去と未来を貫き、香港の空にこだまする。
世界中の、自由を求めて立ち上がる人々を、鼓舞するように。
オカモト“MOBY”タクヤ(Scoobie Do) コメント
雨傘革命で何がおきていたのか、正に知りたかった内容でした。そしてあの登場人物たちのあの感じ、正にボクの大好きな「香港」でした。
遠藤ちひろ コメント
香港の若者たちが自由のために立ち上がったエネルギー。そしていま若者たちは新党を立ち上げて闘っています。現代日本の地方自治にぶつけてみたい思いに駆られました。
チャン・ジーウンの映画作品
リンク
- 「乱世備忘 僕らの雨傘運動」公式サイト
- 「乱世備忘 僕らの雨傘運動」予告編
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「乱世備忘 僕らの雨傘運動」予告解禁、いとうせいこうら著名人コメントも到着 - 映画ナタリー https://t.co/iS7SYUTCKn