「サバービコン」子役ノア・ジュプのインタビュー映像、マット・デイモンとの共演語る

「サバービコン 仮面を被った街」でマット・デイモン扮する主人公の息子を演じたノア・ジュプのインタビュー映像がYouTubeで公開された。

ジョージ・クルーニーが監督、ジョエル・コーエン＆イーサン・コーエン兄弟が脚本を担当した本作は、白人ばかりが暮らす新興住宅街“サバービコン”を舞台に、理想的なアメリカのメッキが剥がれていくさまを描いたクライムサスペンス。ロッジ家の大黒柱ガードナーをデイモン、ガードナーの妻ローズとその双子の姉マーガレットをジュリアン・ムーアが演じ、母親が強盗に殺害され、事件の真相を知ってしまう息子ニッキーにジュプが扮した。

イギリス出身で現在13歳のジュプは、「ワンダー 君は太陽」「A Quiet Place（原題）」など話題作への出演が続いている子役。インタビューでは、クルーニーとの撮影を「素晴らしい監督だよ。自分自身も俳優だから気持ちをわかってくれる。今まで一緒に仕事した中で一番の監督だ」と振り返る。共演したデイモンとムーアに関しては、撮影前のカメラテストですでに仲良くなったようで「撮影初日も問題なかった」と堂々と答えた。

そんなノアに対し、クルーニーは「ノアのような子を見たことがない。私は『ER 緊急救命室』に5年間出演していたので、1日2、3人の子供を相手に仕事していたけれど、ノアのような子役はいなかった」と絶賛。「ノアはカメラの前に立つべき子だ」と魅力を伝えている。

「サバービコン 仮面を被った街」は、5月4日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。