両親を戦争で失い北海道で育った奥原なつを主人公に、彼女が草創期のアニメ業界で働く姿を描いた本作。連続テレビ小説初出演でヒロインのなつを演じる広瀬は「ちょうど100作目ですごくプレッシャーを感じています。力不足ではあると思いますが、ここにいらっしゃる皆さんの力をお借りして、いろんな空気を吸ってがんばれたら」と決意を語る。
なつの育ての親となる柴田富士子を演じる松嶋。広瀬とは先ほど初めて会ったばかりでまだ会話もしていないというが「これから徐々に関係性を築いていって何かヒロインに力添えをできれば」とほほえむ。なつの亡き父の戦友であり、彼女を北海道・十勝に連れて来る柴田剛男役の藤木は「自分には3人の子供がいて、劇中でも子供が3人。年齢構成も同じで運命的なものを感じています」と明かした。そのほか草刈が富士子の父・泰樹、清原がなつから“もう1人のお兄ちゃん”として慕われる照男、福地がなつと本当の姉妹のようになる夕見子に扮する。
なつの幼なじみであり、ともに上京する大親友・小畑雪次郎を演じる山田。これまで何度も連続テレビ小説のオーディションを受けていたと語る山田は「なかなかチャンスに巡り合えませんでした。今回もダメかなあと考えて、朝起き抜けに『結果いつ来るんだよ!』と叫んだ日に出演が決まりました(笑)」と述懐。「若手ではありますが冷静に作品を支えて、またすずちゃんもなっちゃんも支えられるように」と意気込んだ。
アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の生涯に多大な影響を与える青年画家・山田天陽役の吉沢は「朝ドラに出演するのは初めてです。記念すべき100回目でこういった素敵な方々と共演できることを光栄に思っています」と挨拶。自身の役柄については「絵を愛すとともに酪農を愛す男です。しっかりと十勝の大地に足を着けて、たくましく生きれるようにがんばります」と続けた。
そして岡田はなつの実兄で歌とタップダンスが大好きな陽気な男・咲太郎に扮する。連続テレビ小説に出演するのが1つの目標だったそうで「いつかいつかと思っていたら、もうこの仕事を始めて10年以上が経ちました」としみじみと述べ、「今まで培ってきたものを全部出せたらいいなと思います」語った。
そのほか雪次郎の父で帯広に和菓子屋・雪月を構える雪之助役で
「なつぞら」は2019年4月より放送開始。「悼む人」「風が強く吹いている」で知られる大森寿美男が脚本を手がけた。
※記事初出時、コメント部分に誤りがありました。お詫びして訂正致します。
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