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佐藤健が「いぬやしき」宣伝文句を観客に伝授、木梨憲武も初日迎え喜ぶ

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「いぬやしき」初日舞台挨拶にて、左から佐藤信介、三吉彩花、本郷奏多、木梨憲武、佐藤健、二階堂ふみ、伊勢谷友介。

「いぬやしき」初日舞台挨拶にて、左から佐藤信介、三吉彩花、本郷奏多、木梨憲武、佐藤健、二階堂ふみ、伊勢谷友介。

いぬやしき」の初日舞台挨拶が、本日4月20日に東京・TOHOシネマズ 新宿で行われ、キャストの木梨憲武佐藤健本郷奏多二階堂ふみ三吉彩花伊勢谷友介、監督の佐藤信介が登壇した。

公開初日を迎え、木梨は「映画の世界でひさしぶりにやらせていただいて。こんなにも同じ宣伝を何度もしていくんだと噛みしめながらここまで来ました(笑)」と冗談交じりに喜びを口にする。VFXの作業現場に訪れたという佐藤健も「地道な作業の積み重ねで、膨大な時間を経ての初日です」と感謝の気持ちを込めて伝えた。

現在56歳の木梨は、本日もテレビやラジオで宣伝活動に勤しんできたことを明かし、「映画を知っていただくためにはこんなにいろんな番組に宣伝しに行くと、この歳になってようやく知りました。でもすごく眠くなっちゃうから一度睡眠を取って。今は体調大丈夫です!」と報告。「佐藤さんは映画いっぱい出てるから! (宣伝に)慣れてるから!」と木梨に話を振られると、佐藤健は「いつも試行錯誤。何を言ったら面白い作品だと思ってくれるのか」と首をひねる。しかし「僕、今回は1つありまして」とひらめいた表情で「『日本のVFXはここまで来たのか!』と。これ、みんな使っていいですよ。初日に来てくれた人は宣伝部員の一員だと思ってますから」と宣伝文句を観客に託し、「特に洋画好きの方々に観ていただきたい。よろしくお願いします!」と饒舌にアピールした。

劇中で驚いたシーンの話になると、伊勢谷は味噌汁のCGについて言及。「あれは本物? ワカメは?」と矢継ぎ早に質問していく伊勢谷に、一同は「そこ!?」とツッコんで爆笑する。また本物のワカメも使っていたと答える木梨に反応して、本郷は「もちろんスタッフがおいしくいただいたんですよね?」と心配そうに質問。木梨の「そうですよ」という返答にホッとした表情を見せた。

続いてトークは「自分にとってのヒーローは?」という話題へ。佐藤信介が、新作「レディ・プレイヤー1」が本日封切られたスティーヴン・スピルバーグの名前を挙げたとたん、木梨と佐藤健は血相を変えて「それは駄目!」「スピルバーグの作品が公開されていることは隠さないといけない!」とストップをかける。女性陣は、三好が「ごはん」という珍回答で周りを仰天させ、二階堂が「甲斐バンド」を挙げて「HERO(ヒーローになる時、それは今)」を口ずさむなどユニークな答えを披露。佐藤健は「(「名探偵コナン」の)コナンくん。カッコいい。『コナン』を観たら『いぬやしき』も観て」とコナンファンに呼びかけ、木梨は熟考の末に「父の作三です!」と答えた。

ベルギーで開催された第36回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にて、インターナショナルコンペティション部門グランプリにあたるゴールデンレイヴン賞に輝いた本作。映画祭で本作が大きな盛り上がりを見せたということから、舞台挨拶では木梨に「第1回最優秀新人CG男優賞」を授与するという企画も実施された。CG専門誌・CGWORLDの編集長である沼倉有人からトロフィーを受け取った木梨は「なんすかこの大会?」と笑いつつ、佐藤健がわざとらしく真剣な顔で「ずっと目指していた賞なので感慨深いです」と言うと、「お先に!」と満面の笑みでトロフィーを掲げた。

奥浩哉の同名マンガをもとにした本作は、うだつの上がらない定年間際のサラリーマン・犬屋敷壱郎と殺人を繰り返す高校生・獅子神皓の衝突を描いたもの。木梨が犬屋敷、信介健が獅子神を演じている。

(c)2018映画「いぬやしき」製作委員会 (c)奥浩哉/講談社

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