ロシア人映画研究者が日ソ映画交流史たどる書籍発売

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書籍「リアリズムの幻想──日ソ映画交流史[1925-1955]」が、本日4月5日に発売された。

「リアリズムの幻想──日ソ映画交流史[1925-1955]」書影(帯付き)

「リアリズムの幻想──日ソ映画交流史[1925-1955]」書影(帯付き)

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リアリズムの幻想──日ソ映画交流史[1925-1955]

フィオードロワ・アナスタシア「リアリズムの幻想──日ソ映画交流史[1925-1955]」
Amazon.co.jp

本書は、ロシア人映画研究者フィオードロワ・アナスタシアが、日本とソビエト連邦の知られざる映画交流の歴史をたどったもの。映画が発展を遂げた1920年代から1950年代、日本とソビエトの映画史にはどのような接点があり、また何がその交流を動機付けていたのかを解明していく。

政治状況の変化に翻弄され、イデオロギー統制や検閲にさいなまれながらも行われた日ソ間における映画人の交流や、セルゲイ・M・エイゼンシュテインジガ・ヴェルトフなどの理論を紹介。また、日ソ初の合作映画となった1933年製作の「大東京」や、ソビエトへの留学を経て自らの映像表現を確立した亀井文夫の作品の分析などが収められている。

リアリズムの幻想──日ソ映画交流史[1925-1955]

森話社 2018年4月5日(木)発売
価格:4320円

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