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4月6日より2週間限定で上映される「クソ野郎と美しき世界」は
店内に足を踏み入れた草なぎは「今日僕らも初めて来たんですが、映画の世界を面白く、アーティスティックに再現していて、ここでしか味わえないような空間になっていると思う」「僕らが大きな一歩を踏み出す場所として、本当にいいお店ができた。いいスタートができるという気持ちです」と述べる。
未完成だという映画の制作状況について、香取は「完成したのかどうかもわからない。誰も観たことのない『クソ野郎と美しき世界』を少しでもここで楽しんでいただけたら」と笑いを起こす。また香取は韓国・平昌パラリンピックに行っていたことから「僕、数日前にもこの映画を少し撮ったんです。平昌から帰ってきたら、いきなり映画のスタッフが『もうちょっと撮って!』って(笑)。すごい少人数のところで『香取さんクランクアップでーす!』って言われて、今ですか!?と」と告白。本作はマスコミ向け試写会も行われないため、香取と草なぎは「劇場に足を運んでくださった方にどんどん発信してもらわないと」「いろんな意味で前代未聞な映画。ある意味、観客の方が歴史的瞬間に立ち会うような作品になれば」とコメントする。
それぞれの出演作について聞かれると、園が監督した第1弾「ピアニストを撃つな!」に参加した稲垣は「僕はピアニストの役。エピソード1にふさわしい、スタートダッシュを切れるような疾走感のある映画です」と説明。山内による第2弾「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」に主演した香取は「絵を描くアーティストの役でした。普段から役作りとかはあまりわからなくて、そのまま作品に入っていくほうなんですが、今回はより『これは本当に僕なんじゃないか?』と思うようなお話でした。4作品のうち一番はっきりと“クソ野郎”なのが僕のエピソードです」と紹介する。
太田がメガホンを取った第3弾「光へ、航る」に参加した草なぎは「太田さんは、園子温さんには負けたくないって言ってました。いい意味でライバル視していて、相乗効果が生まれている」と現場を回想。太田の演出については「太田さんは冗談で『僕はすごい』ってご自身で言っていましたけど、冗談ではなく本当にすごい監督。ご本人がプレイヤーなので、どの役も自分で演じながら演出してくださるのでやりやすかった」と話した。なお児玉が手がけた第4弾「新しい詩(うた)」を含め、最後にはすべての作品がつながるという。
記者から「他のメンバーが演じた役のうち、代わってみたいのは?」と聞かれた稲垣は、「自分の役は自分にしかできないくらい、各々ぴったりだと思う。でもあえてシャッフルするのも面白いですし、慎吾ちゃんの役をやってみたいかな。僕らは月と太陽みたいな感じで、真逆に思われているので」と回答。香取に「今、俺のことを太陽って言ってくれたの?」と聞かれると、「そうだよ。君は僕の太陽だよ」と即答した。
最後に「この中で一番クソ野郎だと思う人を指差してください」と求められた3人。香取が草なぎ、稲垣が自分自身、草なぎが稲垣を指し、多数決で稲垣が“クソ野郎”に決まる。草なぎの答えに稲垣は「慎吾にしたほうが少しシャレになるのに。リアリティを感じた……」と不満気な様子。それを見た香取が「吾郎ちゃんはクソ野郎じゃないよ。あいつ(草なぎ)がクソ野郎だ!」と言うと、草なぎも素直に認めていた。
※草なぎ剛のなぎは弓へんに前の旧字体、その下に刀
映画「クソ野郎と美しき世界」POP UP SHOP
2018年3月20日(火)~4月20日(金)東京都 帝国ホテルプラザ東京 1階
営業時間 11:00~19:00
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稲垣×草なぎ×香取「クソ野郎」ショップ開店、「大きな一歩を踏み出す場所に」(写真55枚) - 映画ナタリー https://t.co/LvXSGTU77d