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有村架純「母親役を演じられる歳になった」としみじみ、RAILWAYS第3弾の撮影語る

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「かぞくいろ」マスコミ合同インタビューの様子。左から吉田康弘、桜庭ななみ、有村架純、國村隼、歸山竜成。

「かぞくいろ」マスコミ合同インタビューの様子。左から吉田康弘、桜庭ななみ、有村架純、國村隼、歸山竜成。

「かぞくいろ」のマスコミ合同インタビューが2月5日、ロケ地である熊本と鹿児島を結ぶ肥薩おれんじ鉄道にて行われ、キャストの有村架純國村隼桜庭ななみ、歸山竜成、監督の吉田康弘が登壇した。

本作は、地方のローカル線を舞台に、人々のつながりや自身の人生を見つめ直す人々を描く「RAILWAYS」シリーズの第3弾。有村演じる若くして夫を亡くしたシングルマザーの晶が、夫の故郷である鹿児島で鉄道運転士を目指す。

血のつながらない息子・駿也を引き取る晶について有村は「私は今月で25歳になります。母親役を演じられる歳になったんだなと思いますし、自分の演じる役の幅が少し広がる年齢になったんだなあとも実感し、とてもうれしく思っています」とコメント。続けて「でも実際に晶が駿也を生んだわけではないので、その血のつながっていない、血縁関係のない親子という晶の戸惑いと私自身が感じる戸惑いは一緒のような気がしました。そこを考え込むというよりは、友達にも見えるし、姉弟にも見えるし、そういった関係が築ければいいなと思っています」と述懐した。

晶の亡くなった夫・修平の父親・節夫を演じた國村は「晶ちゃんと駿也くんに息子が死んだことを知らないまま、骨壺を見せられるところから始まるのですが、その息子の死を知らないという親子の関係性であった父親がそこをどう感じるのかイメージするところから、今回節夫さんに入っていきました」と役作りについて語る。「エンディングを迎えるときに『かぞくいろ』というタイトルの通り、実の息子には伝えられなかった1つの家族の形を、晶ちゃんと駿也くんとともに一生懸命模索しながら作っていければ、きっと観ているお客さんにも伝えられるのでは」と意気込みを明かす。

駿也の担任教師ゆりに扮する桜庭は「とても難しい役に向き合いながら撮影をがんばっています。晶さんは実際に自分の生んだ子供ではなくて、血のつながっていない子供を育てるということでたくさんの戸惑いがあると思います。私が演じるゆりも相手に家庭がある中で、子供ができるという役」と自身の役を説明。また撮影現場の様子について「架純ちゃんと一緒のシーンは、お互いの役柄に勇気を与え、励まし合うようなシーンになっているので、毎回緊張感があります。実際に架純ちゃんとは同い歳なので、現場では話し合いながら25歳同士がんばっています」とコメントした。

またロケ地の肥薩おれんじ鉄道について有村は「東京では本当に人が多く、満員電車に押し潰されそうになりながら日々乗っているかと思いますが、肥薩おれんじ鉄道は1両だけで人を乗せてその人を送り出していく。本当に静かに進んでいく電車だと思います。そういう空間は私生活では最近なくて、この電車に乗ると自分自身と向き合える時間があるというか、ゆったりと自分自身と向き合える電車だと撮影をしながら感じています。とても素敵な電車だと思います」と語った。

「かぞくいろ」は、2018年全国公開。1月10日にクランクインし、2月中のクランクアップを予定している。

※吉田康弘の吉はつちよしが正式表記

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