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有村架純「かぞくいろ」は「優しい作品」、桜庭ななみは地元で「心も体も元気に」

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「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」完成披露試写会の様子。左から吉田康弘、青木崇高、歸山竜成、國村隼、有村架純、桜庭ななみ、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路。

「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」完成披露試写会の様子。左から吉田康弘、青木崇高、歸山竜成、國村隼、有村架純、桜庭ななみ、木下ほうか、筒井真理子、板尾創路。

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」の完成披露試写会が本日10月18日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの有村架純國村隼桜庭ななみ、歸山竜成、木下ほうか筒井真理子板尾創路青木崇高、監督の吉田康弘が登壇した。

「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」は、地方のローカル線を舞台に人々の絆を描く「RAILWAYS」シリーズ第3弾。有村扮するシングルマザーの奥薗晶が、亡き夫の故郷である鹿児島で肥薩おれんじ鉄道の運転士を目指す姿を描き出す。

母親を演じるのが初めての有村は「私自身も、晶自身も母親がどういった役割なのかわからなくて。そこは晶の気持ちに寄り添って演じられたらと思っていました」と役作りを述懐。「映画ではある出来事が起こるまでの晶の人生は描かれていないんです。25歳の彼女が、それまでどういった人生を歩んできたかはわからない。そのバックボーンを監督と想像しながら撮影を進めていきました」と続けた。

登場人物を「どこか不器用な人たちばかり」と言い表す國村は、自身が演じる晶の義父・奥薗節夫について「ぶっきらぼうではなく不器用で、なおかつ頑固」とコメント。運転士という役柄に関しては、プロが見ても違和感を感じないよう神経を使って演じたという。出身地である鹿児島が舞台であり、劇中でも地元の言葉を使っていたと話す桜庭は「すごくリラックスできました。周囲は小さい頃から見ていた景色。撮影中は心も体も元気になりました」と晴れやかな笑顔で回想した。

脚本は吉田自身が執筆したオリジナル。本作に込めた思いを、吉田は「大切な人を失った悲しみにどう向き合っていくのかが1つのテーマでした。悲しみに対して『下を向くな、前を向いていけ』と声高に言う映画ではなくて。その悲しみを抱えて、一緒に生きていく。悲しみに寄り添った映画を作りたいと思っていました」と力説する。最後に有村が「家族のあり方を改めて考えさせてもらえる、優しい作品です。終わったあと、温かい気持ちで帰っていただければと思います」と語り、イベントは幕を閉じた。

「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」は11月23日に鹿児島と熊本にて先行公開され、その後11月30日より全国ロードショー。

※吉田康弘の吉はつちよしが正式表記

(c)2018「かぞくいろ」製作委員会

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