クモ型ロボットが逃避行のお手伝い「きみへの距離、1万キロ」予告公開

第74回ヴェネツィア国際映画祭でヴェニスデイズ部門フェデオラ賞を獲得した「きみへの距離、1万キロ」の予告編がYouTubeにて公開。あわせて本ビジュアルも到着した。

本作は、アメリカ・デトロイトから北アフリカにある石油パイプラインを監視しているオペレーターのゴードンが、クモ型ロボットを通して、望まない結婚に悩む若い女性アユーシャと出会う物語。「シークレット・アイズ」「グリーンルーム」のジョー・コールがゴードン、アユーシャをリナ・エル・アラビが演じた。

予告編は、監視ロボット越しに石油泥棒を見張っていたゴードンが、恋人とヨーロッパへの逃避行を計画するアユーシャを偶然見つける場面からスタート。その後、計画がうまくいっていないことを知ったゴードンは、ロボットを通じて「君を助けたいんだ」「付いてきて」とアユーシャに話しかけ、彼女と恋人の幸せのために奔走する。

「魔女と呼ばれた少女」で第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたキム・グエンがメガホンを取った「きみへの距離、1万キロ」は4月7日より東京・新宿シネマカリテほか全国で順次公開。現在、一部の上映劇場にてロボットのポストカードが付属する特別鑑賞券が販売中だ。