地球の裏側からロボット越しに片思い「きみへの距離、1万キロ」公開

第74回ヴェネツィア国際映画祭でヴェニスデイズ部門フェデオラ賞を獲得したカナダ映画「Eye on Juliet」が「きみへの距離、1万キロ」の邦題で4月7日に公開される。

本作は、遠く離れた地球の反対側から監視ロボットを通じて出会う男女のラブストーリー。北アフリカにある石油パイプラインをアメリカ・デトロイトから監視しているオペレーターのゴードンが、ある日クモ型ロボットを通して若く美しい女性アユーシャと出会うことから物語が展開する。「シークレット・アイズ」「グリーンルーム」のジョー・コールがゴードン、アユーシャをリナ・エル・アラビが演じた。監督は「魔女と呼ばれた少女」で第85回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたキム・グエン。

「きみへの距離、1万キロ」は、東京・新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。