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メリル・ストリープ&トム・ハンクス、スピルバーグ新作のワールドプレミアに出席

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左からトム・ハンクス、メリル・ストリープ、スティーヴン・スピルバーグ。

左からトム・ハンクス、メリル・ストリープ、スティーヴン・スピルバーグ。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のワールドプレミアが米ワシントンで開催され、キャストのメリル・ストリープトム・ハンクス、監督のスティーヴン・スピルバーグらが出席した。

1971年、泥沼化するベトナム戦争を背景にアメリカ国防総省がひた隠しにする文書、“ペンタゴン・ペーパーズ”の存在をスクープした実在のジャーナリストたちの姿を追う本作。ワシントン・ポストの発行人キャサリン・グラハムをストリープ、同紙の編集主幹ベン・ブラッドリーをハンクスが演じている。

ワールドプレミアは現地時間12月14日、ニュースの歴史を総合的に取り扱う博物館ニュージアムで行われた。スピルバーグは「キャサリン・グラハムとベン・ブラッドリーの物語は、どれだけ時が経っても永遠に語り継がれるべきだと思っていた」と思いを述べ、「ジャーナリズムが非難されていることやメディアが軽視されていること、ニュースが虚偽報道だと言われ人々を混乱させている状況は大きな問題で、アメリカ社会だけでなく世界中の観客に伝わるテーマだと思っている。僕はアメリカ合衆国憲法修正第1条の権利を掲げる人々を守るべきだと思うし、その権利のために戦うのは新聞業界の人間たちだと思っているんだ」と力強く語る。

プラダのスーツを身にまとったストリープは「仕事をするうえで自分は力不足だと思っている女性は多いと思う。私もその気持ちがよくわかるし、私が演じたキャサリンもそういうタイプだった。でも彼女はとても才能にあふれた女性で、この事件で素晴らしい決断をしたの。観客の皆さんにはぜひそれを感じてほしいわ」とにこやかにコメント。ブラッドリー本人と面識があったというハンクスは「彼はすごく興味深い男だったよ。軽いテーマでも身のある会話をする男で、彼が書く記事はいつも面白かった」と話し、劇中の男性新聞編集者たちがデスクに足を乗せることについて「理由を教えてあげよう。それは足が痛いから(笑)」と明かし、会場に笑いを起こした。

「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」は3月30日より全国にて公開される。

(c)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

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