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「新参者」シリーズ完結に阿部寛「最後は寂しい」、聖地・日本橋でファンと交流

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「祈りの幕が下りる時」日本橋レッドカーペットイベントの様子。

「祈りの幕が下りる時」日本橋レッドカーペットイベントの様子。

ドラマ「新参者」シリーズの劇場版「祈りの幕が下りる時」の日本橋レッドカーペットイベントが本日12月12日に行われ、キャストの阿部寛松嶋菜々子溝端淳平田中麗奈春風亭昇太飯豊まりえ伊藤蘭小日向文世、監督を務めた福澤克雄が登壇した。

東野圭吾の小説を原作にした同シリーズ。完結編となる本作では、さまざまな事件を解決してきた阿部扮する刑事・加賀恭一郎が、自身の母の失踪という過去に向き合っていくさまが描かれる。同シリーズの舞台である東京・日本橋にちなみ、COREDO室町1とCOREDO室町2の間に位置する仲通りで行われた本日のイベント。キャスト陣は集まった観衆と握手を交わしながら、ゆっくりとレッドカーペットを歩いた。

約8年にわたり加賀を演じてきた阿部は、「ここまでまっすぐな役を演じたのは初めてでした。加賀恭一郎という役は僕の基盤であって、何年かに一度帰ってこれる芯の部分。今回が最後なのは寂しい思いもあります」と語る。また本日のイベントについて「8年前も人形町で(レッドカーペットを)歩かせていただいて。それ以来となるレッドカーペット。感無量です。応援してくださる方がいるのはすごくうれしい」と思いを吐露した。

本作で初共演を果たした阿部と松嶋。ドラマシリーズを観ていたという松嶋は、「初めて阿部さんとお会いしたときは、『あっ加賀さんがいる』って(笑)。とても感激しました。私が演じた浅居博美は要所要所で登場する謎めいた存在。皆さんの印象に残ったら幸いです」と話す。阿部は松嶋との共演を「本当に心からお芝居される方。勝手に『家政婦のミタ』のクールで堅いイメージがあったので(笑)。初めてご一緒させていただいたとは思えないほど、温かいものを感じました」と述懐。松嶋も「もちろんカッコいい方なんですが、加賀さんのようなお茶目さや飄々としたところも持ち合わせている人です。また違った役でご一緒させていただきたい」と語った。

シリーズを通し松宮脩平を演じてきた溝端は、「最初の作品はまだ東京に出てきたばかりの頃だったんですが、人形町の方々が温かく迎えてくれて。撮影にも本当に協力的。何より皆さんがこの街を愛しているのが伝わってきました。この街の素晴らしさを作品を通して少しでも伝えられたら」と振り返りつつ意気込みを述べた。また20歳の頃の浅居博美を演じた飯豊は、「泣きのシーンが多かったんですが、すごく緊張しました。松嶋さんの若い頃だと思うと気が抜けなくて」と撮影を回想し笑顔を見せる。

最後に阿部は「皆さんの反応を後ろから隠れて見ていたい。でもその反応が想像できるくらい素晴らしい作品になっています。早く多くの方にお届けしたい」と挨拶し、イベントの幕を閉じた。

「祈りの幕が下りる時」は、1月27日より全国でロードショー。

(c)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

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