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94歳スタン・リー来日!「スパイダーマン」秘話&マリオカートに乗ったこと明かす

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スタン・リー

スタン・リー

スタン・リーが本日11月30日、東京・日本外国特派員協会にて行われた「東京コミックコンベンション 2017」の記者発表会に出席した。

数多くのマーベルヒーローを生み出してきた作家であり、「東京コミックコンベンション 2016」にも参加した現在94歳のリー。席に着いたリーはまずジュースを飲み「また日本に来ることができてうれしい。興奮しているよ」と挨拶し、日本到着後にマリオカートの助手席に乗って東京の道路を走行したことを明かす。

リーは近年におけるアメリカのマンガ市場について「拡大しているし、相乗効果があると思っている。例えば映画の中のスーパーヒーローを見て、そのヒーローが登場するマンガに興味を持ったり」と述べ、マーベルの作品に関して「悪よりも善のために働くことが重要だとわかる、質の高い作品を作り続けているよ」とコメント。数十年前のアメリカのマンガ業界を回想しながら、「当時はマンガを子供に読ませるなんて論外だと親が言っていた。でも今は文学の一部として認識されるようになってきている」と感慨深げに語る。

またリーは「スパイダーマン」に関する秘話を披露。「壁にくっついたヒーローがいればいいなと思って、そこから考えが発展していったんだ。ハエじゃあドラマがないし、クモだと」と発想のルーツを話す。出版社に「スパイダーマン」のアイデアを持ち込んだときは否定的な意見が多かったといい、「それは最悪のアイデアと言われたんだ(笑)。10代の少年はヒーローにふさわしくないし、ヒーローは個人的な問題を抱えているべきではないとね」と笑いながら振り返った。

ヒーローが登場する作品における面白さの条件について問われると「難しい質問だね。ヒーローよりも悪役のほうが有利な立場にあることかな。最終的にはヒーローが勝つが、こんなに強い悪役にどうやって勝つのかと想像させること」と自身の考えを明かす。さらに2018年4月27日に日本で公開される「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」に関し、「今までで悪役がもっともパワフル。アベンジャーズ、そして人類にとって最大の脅威が訪れるよ」と映画をアピールした。

マンガ、映画、アニメ、ゲームなどのポップカルチャーを扱うイベント「東京コミックコンベンション 2017」は、明日12月1日から3日にかけて千葉・幕張メッセで開催。リーはすべての日程に参加し、写真撮影会やサイン会を行う予定だ。

東京コミックコンベンション 2017

2017年12月1日(金)~3日(日)千葉県 幕張メッセ
前売り入場券:一般 3200円 / 中学・高校生 2200円
当日入場券:一般 3500円 / 中学・高校生 2500円
※小学生以下無料
※写真撮影会、サイン会の参加には別途チケット購入が必要

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