アガサ・クリスティーの同名小説を
本作は、トルコ発フランス行きの豪華列車を舞台にしたミステリー。150名以上の報道陣と1500人以上のファンが集まったプレミアの会場には、ブラナーのほか、キャストの
監督を務めたほか自ら名探偵エルキュール・ポアロを演じたブラナーは「これまでの映画にはないキャラクターがあり、“誰が、どのようにして、なぜ”という意味でエンディングも変え、正義とは一体何なのかということを掘り下げていった。だから物語を知っている人でも、新たな視点で見られる映画になったと思う」と説明する。
デップは「この映画の美しさに感銘を受けたよ。ケネスによって本作は実に見事に構成され、すべての小さなパズルのピースが合わさっていくのを目の当たりにした。ケネスは真の天才だ。彼が望むものならなんでも一緒に撮りたいね」とブラナーを称賛。ファイファーは「ジョニーと一緒に仕事をするのは2度目だったのだけれど、素晴らしかったわ。毎日楽しくて仕方がなかった。一緒に演技をするのが楽しい相手で、多くのものを与えてくれ、遊び心があり、必要があれば邪悪な感じにもなるわ。素晴らしい俳優陣との仕事で、その一員であることがとても光栄だった」、デンチは「撮影現場ではデレク(
クルスは自身が演じた役柄について「大きな秘密を抱え、過去に大きなトラウマがあり、それを癒やす方法を模索している人物なの。私たちは誰もがトラウマを持っているけれど、彼女の場合はそれがとても極端なの。それに向き合う方法を探している人物で、キャラクターを大事にして演じたわ」と明かす。リドリーは「撮影現場ではとても緊張したのだけれど、すぐにリラックスできて楽しかった。毎日、みんなと一緒にいられると思うとワクワクして仕事場に行ったわ」と述懐し、「クリスティーは素晴らしいイギリス人作家で、時代を先取りしていた。彼女の作品にいつか出たいと思っていたけれど、このような形で実現するとは思っていなかった」と喜びを語った。
さらにこの日は、プレミアを祝してフランス・パリからロンドンのセント・パンクラス駅に移動させてきたオリエント急行を披露するイベントも行われた。
「オリエント急行殺人事件」は、12月8日より全国ロードショー。
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