京都ヒストリカ国際映画祭が明日開幕、「近松物語」4K版や加藤泰の監督作上映

「第9回京都ヒストリカ国際映画祭」が明日10月28日から11月5日にかけて、京都・京都文化博物館で開催される。

「歴史」というテーマのもと、日本だけでなく世界各国の作品を上映する同映画祭。溝口健二監督作「近松物語」の4Kデジタル復元版が日本で初上映されるほか、ティエリー・フレモーによる「リュミエール！」、三宅唱が監督を務めた時代劇「密使と番人」などがスクリーンにかけられる。また「近松物語」に出演した香川京子のトークショーも実施される。

ヒストリカ・フォーカスでは、映画監督・加藤泰を特集。藤純子（現・富司純子）が主演を務めた「緋牡丹博徒」シリーズの第3作「花札勝負」や第6作「お竜参上」、「明治侠客伝・三代目襲名」「沓掛時次郎・遊侠一匹」など7作品がラインナップに並ぶ。なお7本すべてが英語字幕付きでの上映となる。

来場ゲストやチケット、上映スケジュールの詳細は、「第9回京都ヒストリカ国際映画祭」の公式サイトで確認してほしい。

第9回京都ヒストリカ国際映画祭

2017年10月28日（土）～11月5日（日）京都府 京都文化博物館
料金：当日券 1300円 ※「近松物語」は2000円、「リュミエール！」は1800円

ヒストリカ・スペシャル

「近松物語（4Kデジタル復元版）」
「リュミエール！」

ヒストリカ・ワールド

「レフティ・ブラウンのバラード」
「マクベス夫人」
「キンチェム 奇跡の競走馬」
「健忘村」
「エネミーズ」

ヒストリカ・フォーカス

「瞼の母（1962年）」
「真田風雲録」
「車夫遊侠伝／喧嘩辰」
「明治侠客伝・三代目襲名」
「沓掛時次郎・遊侠一匹」
「緋牡丹博徒・花札勝負」
「緋牡丹博徒・お竜参上」

ヒストリカ・ネクスト

「仁光の受難」
「密使と番人」

特別招待作品

「シルク（2007年）」
「上海キング」

京都フィルムメーカーズラボ スクリーニング ～カムバックサーモン・プロジェクト～

「17歳の恋愛注意報！」