坂本龍一がバケツを被り“自然の音”を探求、ドキュメンタリー映画のポスター完成

坂本龍一を追ったドキュメンタリー「Ryuichi Sakamoto: CODA」のポスタービジュアルと新たな場面写真が到着した。

監督のスティーブン・ノムラ・シブルが2012年から約5年にわたって行った密着取材の様子を中心に、坂本の音楽と思索の旅をたどっていく本作。イタリア現地時間9月9日に閉幕した第74回ヴェネツィア国際映画祭では、アウト・オブ・コンペティション部門出品作としてワールドプレミア上映された。

ポスタービジュアルは、自宅の庭で雨の音を録るためバケツを被っている坂本の後ろ姿を捉えたもの。雨や鳥の声といった自然音や街の雑踏のノイズなど、さまざまな音を取り入れる坂本の音楽表現に迫った本編のカットが使用されている。

「Ryuichi Sakamoto: CODA」は11月4日より東京・角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。数量限定のオリジナルエコトートバッグが付属する全国共通前売り券は、9月16日より劇場窓口およびメイジャー公式サイトで販売される。