ジョージ・クルーニー、監督作「Suburbicon」引っさげヴェネツィア映画祭に登場

「Suburbicon（原題）」のレッドカーペットイベントが、第74回ヴェネツィア国際映画祭にてイタリア現地時間9月2日に開催され、監督を務めたジョージ・クルーニーや主演のマット・デイモン、キャストのジュリアン・ムーアらが参加した。

ジョエル・コーエン＆イーサン・コーエン兄弟が脚本を手がけた本作は、白人だけが住む閑静な街“サバービコン”に暮らすある一家に降りかかる事件を描いたクライムコメディ。コーエン兄弟が1980年代から温めていた企画で、デイモンとムーアのほか、オスカー・アイザックもキャストに名を連ねた。

本作は、第74回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。本編の上映を夜に控えるこの日、レッドカーペットの前には朝から長蛇の列が。クルーニーは妻のアマルをエスコートして登場。彼らがたっぷりファンサービスを行ったことで、予定よりも20分ほど遅れて上映がスタートすることとなった。なおクルーニーは、同映画祭で2005年に監督作「グッドナイト＆グッドラック」が脚本賞と男優賞を受賞した経験を持つ。

「Suburbicon」は、2018年春に全国ロードショー。