「深呼吸の必要」「花戦さ」の
本作は、映画美学校主催の「プロット・コンペティション2016」で最優秀作品に選出された、上村奈帆のプロットをもとにしたヒューマンドラマ。海沿いの田舎町を舞台に、結婚を控えた孫娘・夏海と、足をけがして施設で暮らす祖母・キヨが、一緒にバージンロードを歩くという目標に向けてリハビリを重ねる姿を描く。文音が夏海、草笛がキヨを演じ、彼女たちの脇を
文音は「プライベートでも交流のある草笛さんがおばあちゃん役と聞いた時は本当に嬉しくて、私達にしか出来ないばぁちゃんロードが必ず出来る!!、と確信しています」、草笛は「2年ぶりの映画の仕事なので、チョットワクワクしております。これは孫娘との愛の物語なので、相手役の文音さんとの心の交流、思いやりが大切な軸になります」とコメント。篠原は「文音さんにはひたむきに目標に向かう純粋さと健気さを、草笛光子さんには人が持つ芯の強さみたいなものを、僕がどこまで引き出せるかだと思います」と意気込みを語っている。
富山県氷見市でロケが行われる「ばぁちゃんロード」は2018年公開予定。8月下旬にクランクインし、12月の完成を目指している。
文音 コメント
今回、素晴らしい脚本と素晴らしい監督に出会い、まだ撮影は始まっていませんが今からこの作品がどう出来上がっていくのか楽しみです。プライベートでも交流のある草笛さんがおばあちゃん役と聞いた時は本当に嬉しくて、私達にしか出来ないばぁちゃんロードが必ず出来る!!、と確信しています。精一杯、夏海という役を愛し感じ演じさせて頂きたいと思います。
草笛光子 コメント
2年ぶりの映画の仕事なので、チョットワクワクしております。これは孫娘との愛の物語なので、相手役の文音さんとの心の交流、思いやりが大切な軸になります。ですからその事だけを思って、演じるように見えない演じ方をしたいです。おばあちゃん思いの孫と、孫思いのおばあちゃんの感動のお話です。
篠原哲雄 コメント
ふた世代離れた祖母と孫が共に歩んで行く姿は、親子関係とは違う深さや強固さが表せると思います。若い孫は昭和を生きたばあちゃんから逆境に立ち向かう「たくましさ」を学び、ばあちゃんは孫から幸せに向かう「人の思いの強さ」を見つけだします。二人の結びつきを俳優さんの自然体な芝居から感じられるように撮っていきたいと思います。文音さんにはひたむきに目標に向かう純粋さと健気さを、草笛光子さんには人が持つ芯の強さみたいなものを、僕がどこまで引き出せるかだと思います。富山県・氷見の風情ある町並みを背景に、日本映画の一つの伝統とも言える「泣ける映画」を作ってみせたく思います。
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