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映画の舞台となる杜王町のモチーフになった宮城県仙台市を本作のプロモーションとしては初めて訪れた山崎。大勢のファンを前にした舞台挨拶では仙台の名産でもある牛タンを食べたと明かす。さらに劇中で伊勢谷友介扮する空条承太郎が宿泊する杜王グランドホテルのモデルとなった江陽グランドホテルも訪れたという山崎は「ジョジョのモデルとなった場所に行くことができたのは不思議な気持ちでした」と語った。
上映後の舞台挨拶ということもあり、山崎は劇中で初めてスタンドを出すシーンの撮影を振り返る。「まず監督に『やってみてくれ』と言われて、不良にキレて近づくんですけど、自分じゃなくてスタンドが殴るので。肩だけをグッと下げて(笑)。前例がないので監督は『いいよ』と言ってくれました」と裏話を披露した。
本日8月12日より宮城・せんだいメディアテークで開催中の「ジョジョの奇妙な冒険」誕生30周年を記念した「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017」。開催前夜に行われたスペシャルプレビューでは、山崎と荒木が会場を一緒に周りジョジョにまつわるトークを繰り広げた。「めちゃくちゃうれしいですし、緊張します」と興奮した様子の山崎に対し、荒木は「東方仗助役の山崎さんに来ていただけたのは本当にうれしいです。最近は山崎さんを見て絵を描いています」と語った。
入れ替えも含め総原画展示数500枚を超える本展覧会。荒木が「マンガは雑誌に載せるために描いていますが、色の深みを見ていただきたいなと思って原画展をやっています。組み合わせたときに色のパワーが出てくると信じているので、適当に塗っていませんよ」と説明すると、山崎は「仗助も紫になったり、青になったりしますよね」と反応。荒木は「絵画的な部分もあるので何色と決まってないんですよ」とこだわりを明かした。
さらに山崎が原画展の中のお気に入りの1枚を語る一幕も。「31巻の表紙です。仗助の横顔から伝わってくる力強さやリーゼントのシルエットが好きで。本当に強い男はキレない。優しさというか、そういうものを感じます」とキャラクターの魅力を述べた。また「こんなに幸せな時間はなかったです。印象に残ったのは、原画って生で見ると色の鮮やかさや深さが違うなと思うので、荒木先生の描いた絵の色だったり、ポージングを見ることができて興奮しています」と原画展全体の感想を語った。
「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は、全国の劇場で上映中。また「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017」は9月10日まで行われる。
※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017
会期:2017年8月12日(土)~9月10日(日)※8月24日(木)は休館。
時間:10:00~19:00 ※最終入場は18:30
会場:せんだいメディアテーク6階ギャラリー
料金:大人2000円(前売1800円)、高校生以下1200円(前売1200円)、グッズ引換券付き3000円
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- 「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展 in S市杜王町 2017」公式サイト
- 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」公式サイト
- 映画「ジョジョの奇妙な冒険」公式 (@jojomovie_jp) | Twitter
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