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本作は、門脇演じる不器用で引っ込み思案な女性・小沼真実が、仕事や新しい人々との出会いを通して成長していく姿を描いた人間ドラマ。
尾崎が「風変わりな女の子が主人公のコメディを作りたいと思ってたんですが、そういう映画はこの人を主演に据えると決めないと発想が続かない。ドラマで一緒に仕事をした門脇さんならできると思って、そこからこの映画が始まりました」と明かすと、門脇は「真実は尾崎さんご自身だと思って。女版尾崎さんを演じる気持ちで現場にいました」と続ける。
三浦が話し始めると、誰かの持ったマイクがハウリングを起こし「ピー」という音が。三浦は「すごい『ピー』って言ってる……」とぼやき、話を続けようとするがまたもハウリングが起こり「俺のせいかな」とポツリ。会場が笑いに包まれた。
本作のキャッチコピーが「笑顔まで、あと少し。」であることから、司会より「皆さんにとって笑顔になれるものは?」という質問が飛ぶ。門脇が「おいしい食べ物」と答えると、三浦は「僕も食べ物ですね」と続け、「しょっちゅう行く焼き鳥屋があるんですけど、いつからかそこに来るお客さんがほとんど知り合いになって。家にいるときはすごく暗くて、意識的にそういうところに行かないと一言もしゃべらない日がある。すると仕事のときセリフを言おうとしても喉が動かないんですよね」と苦笑した。
比留川も「食べ物」と答え、藤原は「ここまで来たら食べ物って言わないと駄目な雰囲気。世界で一番牛タンが好きです。牛は見てもかわいいし食べてもおいしくて、すごく素敵です」とにこやかに話し、会場を沸かせる。尾崎は「食べ物にはこだわりがないけど、映画オタクだから映画観てればご機嫌ですね」と答えた。
自分の殻に閉じこもりがちな人へのアドバイスを求められた門脇は「何を殻と定義するのかにもよりますけど、破れていないことにコンプレックスを感じません。『殻破れてませんが何か?』みたいな。そう思ってるとちょっとだけ強くなれる気がします」と述懐。三浦は「殻はぶち破って出ていくんじゃなくて、上だけちょんとやって外に出て、取っておいたほうがいいんじゃないですかね。逃げてもいいし後ろ向きでもいい。ぜひ殻は取っておいてくれれば」とメッセージを送った。
「世界は今日から君のもの」は、7月15日より東京・渋谷シネパレスほか全国にて公開。
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Munechika Sasao @sso
7月15日公開、映画「世界は今日から君のもの」の映画が始まる前にながれる製作会社のオープニング映像をつくりました。音楽は川井憲次さんという大変光栄なお仕事でした。https://t.co/nyNDpolomL