アニメーション映画「
19世紀末のパリが舞台の本作は、バレリーナとしてオペラ座の舞台に立つことを夢見る少女フェリシーの成長を描いた物語。字幕版では
洋画アフレコ初挑戦となる土屋は、フェリシーに息を吹き込む。土屋は「私自身が演技の仕事にスタートを切った年齢と近かったことは、本当にうれしい偶然でした」とキャラクターと自身を重ね合わせ、「フェリシーの成長を、声からも感じていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。なお黒木はフェリシーにバレエを教えることになる元バレリーナのオデット、夏木はフェリシーのライバルであるカミーユの母ル・オー夫人の声を担当する。
「フェリシーと夢のトウシューズ」は8月12日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
土屋太鳳 コメント
洋画アフレコに初挑戦して
洋画アフレコの日本語には、独特の空気感やリズム感があると思うのです。それは「日本とは違う文化や言語から生まれる動きや表情に対して、日本語を当てるという難しさ」に、たくさんの先輩方が試行錯誤してこられた中で育まれたリズムやテクニックだと思うので、はじめのうちは、その魅力と難しさに圧倒され、打ちのめされていました。
一秒一秒を巻き戻し繰り返すことで少しずつフェリシーと心を近付け、一体になることを目指しながら演じたのですが、現場での演出や指示が本当にわかりやすく、私が抱えていた迷いや悩みを驚きや喜びに変えていただきながら挑戦することができました。本当に感謝しています。
フェリシーと自身の重なる部分
フェリシーと重なる部分はありました。私自身が演技の仕事にスタートを切った年齢と近かったことは、本当にうれしい偶然でした。思春期ならではの気持ちの揺れはフェリシーのほうがずっとお姉さんで、むしろ今の自分と重ね合わせる感じだったのですが、夢に向かっている人、夢が近付いているかもしれない人には、年齢や性別やジャンルに関わらず共感できる物語ではないかと思います。
アフレコをして気が付いたのですが、フェリシーはじめ登場人物の容姿や表情、姿勢、動き方が時間の経過やさまざまな経験とともに変わってくるんです。細かい変化なのですが「あ、フェリシーたちは大人になろうとしているんだ!」ということが映像から強く伝わってくるので、声もその成長に合わせようと工夫をしました。フェリシーの成長を、声からも感じていただけたらうれしいです。
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- 「フェリシーと夢のトウシューズ」公式サイト
- 「フェリシーと夢のトウシューズ」特報
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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
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