本作は人生に絶望した女性・佐倉理華と、彼女を導くセラピスト・ラブの関係を描いた人間ドラマ。理華役の松井とラブ役の新川は、劇中でも着用したそろいのワンピース姿で登場した。
撮影を振り返り、松井は「感情にふたをしている女の子の精神状態を考えながら演じていたので、つらかったです」と素直な思いを口にする。新川は、松井と交わした真冬の撮影での会話を回想。「私、カイロ8枚貼りました」「私は12枚」「負けた!」という新川と松井の現場でのひとコマに、会場は笑いで包まれる。
舞台挨拶では、ラブがセミナーで人々の悩みを解決していくストーリーに合わせて、観客から募った相談に登壇者たちが“ラブ風”に答えるコーナーも。登壇者の中に悩みがある人はいるかと司会者から聞かれ、筒井と梅舟が「ありません!」と口々に言う中、率先して挙手する廣瀬。しかし「朝早い日が続くと、たまにオフがあっても早く目が覚めて、夕方には眠くなっちゃう。生活リズムが崩れているときどうしますか?」という廣瀬の相談内容に、登壇者たちは「それって悩みなの!?」と疑問をぶつけた。
まず最初に「職場のお局に嫌がらせを受けています」という観客の相談に答えることになった新川は、「あくまで“ラブ風”ですよ!」と念を押す。そして「ネチネチ嫌がらせしてんじゃねーよ!」と一喝し、「って言ってあげたら?」とにっこり。続いて「廣瀬智紀さんが好きすぎて困っています」という悩みには、廣瀬本人が答えることに。廣瀬は「最初は厳しく、次は優しく言うんですよね?」と新川からの流れを意識し、「そんなんで悩んでんじゃねーよ! ……付いてこい」と手招くジェスチャー付きで“ラブ風”アドバイスを披露。
最後は松井に、「彼女よりもきのこが好きです」という相談が向けられる。「お前が人間と思ってるだけで、お前はきのこなんだよ! 胞子でも飛ばしとけ」と緩急付けながら発声するも、厳しいコメントだらけになってしまった松井に、登壇者たちは「優しさのかけらもない!」と大笑いしていた。
「めがみさま」は6月10日より全国順次公開。
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