Netflixオリジナルドラマ「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」のワールドプレミアが第9回沖縄国際映画祭「島ぜんぶでおーきな祭」で開催。4月23日に行われた沖縄・桜坂劇場での舞台挨拶に
明石家さんまが企画・プロデュースを手がけた本作は、画家としても活躍するジミーの半生を全9話にわたって描いたヒューマンドラマ。ジミー役を中尾、さんま役を小出が務め、村上ショージに尾上が、Mr.オクレに六角が扮した。
この日は第1話と第2話を世界初上映。本作を「ドラマというよりドキュメンタリー。ほんまにあった話なんで」と紹介したジミーは、「『やっぱりこのシーンは入ってた』とか思いましたね。姪っ子と一緒に観やんとこ(笑)」と、思い出深いエピソードが盛り込まれていることを明かした。
中尾は、ジミーを演じた感想について「苦労しましたよ(笑)」と話し、「皆さんも1回ご自身に置き換えて考えていただきたい!」と観客に同意を求める。また小出は「まさか自分がさんまさんの役をやらせていただけるとは思っていなくて。ご本人が企画されたということで、さんまさんと触れ合えるまたとないチャンスだと思って引き受けました」と理由を語った。
現場でさんま本人から指示を受けた小出は「本当にスターなんだなと思いました」と素直に述べる。中尾はさんまがモニターの前にいるだけで緊張してしまったと明かすが、「途中で帰ることは絶対にされず、どんなに夜遅くなろうと、全部見届けてから帰っていかれるんです。カッコいい方だなと思いました」と感激した様子。
DVDでショージのギャグを研究し、撮影に臨んだ尾上は、台本どおりにさまざまなギャグに挑戦するも「めちゃくちゃスベるんです」と苦笑い。監督から「どんどんスベってください」という励ましがあったと明かしながら「あ、これ(ショージに)怒られないですか?」と慌てると、ジミーが「思い切ってやってくれていたほうが、兄さんものすごい喜ぶと思いますよ!」とフォローした。
最後に中尾が「コメディだと捉えている方もいらっしゃると思いますが、明石家さんまさんとジミー大西さんの師弟愛、友情を描いた人間ドラマでもあります。タイトルに『アホみたいなホンマの話』とありますが、アホみたいな部分では大いに笑っていただいて、ホンマの部分では涙するシーンもあるので、ぜひ楽しんでいただけたら」と挨拶した。
「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」は、Netflixにて7月7日より世界190カ国で同時配信。
※動画は現在非公開です。
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