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松居大悟×MOROHA「アイスと雨音」製作決定、キャストオーディション実施

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松居大悟

松居大悟

松居大悟の監督最新作「アイスと雨音」の製作が決定。あわせて、同作のキャストオーディションが実施されることがわかった。

オーディションの参加対象は、中学1年生から高校3年生の男女。応募者の中から男女3名ずつ計6名がキャストとして選出される。FAXおよびメールエントリーの締め切りは3月7日17時で、3月12日に2次審査を実施。また東京都内にて3月13日、14日に読み合わせが、3月18日から26日にかけて稽古と撮影が行われる。そのほか詳細はゴーチ・ブラザーズの公式サイトを確認してほしい。

このたび松居からのコメントも到着。松居は「これは、小さな町でもがいて生きる若者たちのお話で、プロアマ問わず中学高校生6名と作りたいです。お芝居をやったことなくても構いません。数字や理屈ではなく目の輝きを僕は信じたいです。この狂った世界で逃げるように立ち向かうように映画と言語化した“何か”を作りましょう」と語っている。

なお「アイスと雨音」の音楽はラップグループ・MOROHAが担当。ストーリーなどの詳細は現時点では明らかになっていない。

松居大悟 コメント

余談ですが、今年3月にやる予定だった舞台は中止になりました。人気のある俳優や有名原作でないとお客さんが入らないのは、日本映画だけでなく舞台も一緒で。ただ舞台において、劇場に穴があいてしまうのは、とても悲しいことです。その穴埋めで何をやるか考えたのですが、穴埋めなんて、本気で覚悟して参加できなかった人たちの気持ちを考えたら、できませんでした。些細なことかもしれないけれど、きっともう一生出会えないような、理不尽な一つの事実を、遠く離れた国の戯曲に乗せて描こうと思いました。
「アイスと雨音」は、作りたいから作る作品です。MOROHAとはずっと何かを考えていて、彼らのカウンターで歌う姿勢と走りたくて誘ったら、二つ返事でこの喧嘩に乗ってくれました。これは、小さな町でもがいて生きる若者たちのお話で、プロアマ問わず中学高校生6名と作りたいです。お芝居をやったことなくても構いません。数字や理屈ではなく目の輝きを僕は信じたいです。この狂った世界で逃げるように立ち向かうように映画と言語化した“何か”を作りましょう。ご応募お待ちしています。

MOROHA コメント

松居さんが震えてました。相当、悔しかったみたいです。俺の前では泣かなかったんですが、多分一人で泣いたと思います。だけどその涙が鼻に降り、口まで落ちて咀嚼された時、ものづくりをする人間は心から血を流します。そしてその血で作品を描きます。友達が会社や組織ではなくて、あくまで個人的な感情で世界に喧嘩売るっていうんで加勢する事にしました。俺はそんな意地でする喧嘩が大好きです。だけど隙あらば後ろから松居さんをブン殴ってやろう、とも思ってます。俺達の音楽が映画にのみこまれてたまるか、と思ってます。MOROHAの曲も心から流れた血で描かれたものです。折角やるならいい喧嘩にしようぜ。

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