「美女と野獣」昆夏美＆山崎育三郎、英プレミアでエマ・ワトソンらと対面果たす

ディズニー・アニメーションを実写化した「美女と野獣」のプレミアイベントが、イギリス現地時間2月23日、ロンドンのスペンサーハウスにて行われた。

ロンドンプレミアには、ベル役のエマ・ワトソン、野獣役のダン・スティーヴンスらキャストが集結した。ワトソンはエミリア・ウィックステッドのグレーのドレスに身を包んでレッドカーペットに登場。ワトソンはベルのキャラクターを、「ハリー・ポッター」シリーズで演じたハーマイオニーと比較し、「2人とも本が好き、学ぶことが好き、そして自分の周囲の世界に対して好奇心に満ちていることが共通しているわ」と言及する。シックなスーツ姿で現れたスティーヴンスは「（ベルと野獣）の間には、さまざまなレベルの出会いがあったと思うのですが、特に野獣の場合、自分の容姿を恐れないベルに対し、最初に会ったときから驚かされていました。彼女が野獣を見る視線はいずれ自分を愛してくれる視線というか……何かが違う視線であったのを野獣は感じていて、この時点から2人の物語は動き出したと言ってもいいと思うよ」と本作について語った。

日本からも、吹替版でベルと野獣に声を当てる昆夏美と山崎育三郎が参加。ベルを意識して黄色いドレスを着用した昆の姿に、山崎は「まさにベルですね。この子はベルなんだと世界中が気付くと思います！」と賛辞を贈る。そして2人はワトソン、スティーヴンスとの対面を果たすことに。昆は「2人とも本当に優しくて温かく私たちのことを迎えてくれました！ 会った印象としてはダンもエマもそれぞれ野獣とベルにピッタリだと思いました」、山崎は「『ようこそ！』という感じで温かく迎えてくれました。2人に会えて、同じ作品に携われてつながりを感じることもできました。想像以上に素敵な2人でうれしかったです」と口々に感想を述べ、この特別な日を喜んだ。

なおロンドンプレミアには、ほかに監督のビル・コンドン、音楽プロデューサーのアラン・メンケン、ガストン役のルーク・エヴァンス、ル・フウ役のジョシュ・ギャッド、ポット夫人役のエマ・トンプソン、コグスワース役のイアン・マッケランらが出席した。

「美女と野獣」は4月21日より全国ロードショー。日本語吹替版には昆と山崎に加え、村井國夫、岩崎宏美、池田優斗、成河、小倉久寛、島田歌穂、藤井隆、濱田めぐみ、吉原光夫がキャストに名を連ねる。