名脇役・浪花千栄子の特集上映、小津安二郎「小早川家の秋」など全15本

戦後の日本映画やテレビドラマで活躍した浪花千栄子の特集上映が、1月14日から27日にかけて東京・シネマヴェーラ渋谷にて行われる。

シネマヴェーラの新シリーズ「名脇役列伝」の第1弾となるこの特集では、溝口健二や木下惠介らに重用された浪花の出演作15本がスクリーンにかけられる。ラインナップには小津安二郎が手がけた東宝オールスター作品「小早川家の秋」、田中絹代がメガホンを取り、浪花が59歳の元売春婦を演じた「女ばかりの夜」、マキノ雅弘の娯楽時代劇「江戸の悪太郎」、浪花と森光子の軽妙なやり取りが笑いを誘う「丼池」などが並ぶ。

‐名脇役列伝I‐ 浪花千栄子でございます

2017年1月14日（土）～27日（金）東京都 シネマヴェーラ渋谷
料金：一般 1500円 / シニア、会員 1100円 / 高校・大学生 900円 / 中学生以下 500円
※「東北の神武たち」は1本立て1100円。そのほかはすべて2本立て
＜上映作品＞
「小早川家の秋」
「女ばかりの夜」
「江戸の悪太郎」
「丼池」
「悪名」
「三匹の悪党」
「花嫁会議」
「裸の町」
「駅前旅館」
「貸間あり」
「こつまなんきん」
「今年の恋」
「河内風土記 続おいろけ説法」
「猫と庄造と二人のをんな」
「東北の神武たち」