大阪の駄菓子屋を舞台にしたドキュメンタリー公開、原一男が制作指導

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大阪の駄菓子屋を舞台にしたドキュメンタリー「ぼくと駄菓子のいえ」が2月4日より大阪のシネ・ヌーヴォにて公開される。

「ぼくと駄菓子のいえ」

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大阪芸術大学に在籍する田中健太の劇場デビュー作にあたる本作は、撮影に3年を費やした記録映画。駄菓子屋・風和里(ふわり)を営む松本明美と娘のよしえが、店を訪れるさまざまな問題を抱えた子供たちと交流を重ねていく。ドキュメンタリー作家の原一男らが制作指導を担当した。

現在YouTubeにて公開中の予告編には、ときに優しく、ときに厳しく子供たちと接する松本母娘の姿が捉えられている。

田中健太 コメント

風和里との出会いは僕が大阪芸術大学1回生の時、原一男監督の授業で「魅力的なおばあちゃん」をレポートする課題で悩んでいた時、ふらりと立ち寄った駄菓子屋。そこが風和里でした。明美ちゃんたちが持つ母性的な魅力と悩み苦しみながらも懸命に生きている子どもたちの魅力に惹かれて、すぐに撮影を始めました。実は僕は中学時代不登校でした。3年間ほとんど学校には行けず、悶々と過ごしていた時期がありました。だからこそ風和里に通う子供たちがどこか自分と重なって見えたのかもしれません。撮影をしていた3年間、僕は毎日のように風和里に通いました。子供たちと駄菓子を食べ、公園で鬼ごっこをし、また時にはカラオケにも行った。そんな日々は僕にとって生活の一部となっていた。そんな明美ちゃんたちと子どもたちとの映画が誰かの心に届くことを願っています。

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