「土竜の唄」生田斗真がファンからのサプライズに「ももクロになった気分」

本日12月24日、「土竜の唄 香港狂騒曲」の公開を記念した舞台挨拶が東京・お台場シネマメディアージュで行われた。

高橋のぼるのマンガを実写化した本作は、2014年公開作「土竜の唄 潜入捜査官 REIJI」の続編。生田斗真演じる潜入捜査官“モグラ”の菊川玲二が、香港を舞台に新たな任務に挑むさまを描く。

イベントには生田のほか本田翼、古田新太、菜々緒、上地雄輔、仲里依紗、堤真一、監督の三池崇史が登壇。生田は「クリスマスイブというこの日に朝から『土竜の唄』を観て……恋人いますか？ 大丈夫ですか？」と冗談交じりに述べ、「このあと予定があるんだよね!? こんな大切な日に皆さんと一緒に過ごすことができてうれしいです」と感謝の気持ちを語る。

続けて生田は撮影を振り返りながら「寝ても疲れが取れなくなってしまって。『ヤバいな』と思って病院に行ったら、お医者さんに『アドレナリンが出すぎてます』と言われました」とエピソードを披露。数寄矢会会長である轟周宝の娘・迦蓮を演じた本田が「今作では新境地を開拓させていただきました。ヤンキー口調が素なんじゃないかと言われることがあるんですけど、役作りですからね」と話すと、生田が「僕、普段から『てめえ』って呼ばれてます」とジョークを飛ばし、本田は「そんなことないです！ 怖いこと言わないでください！」と否定した。

本作でワイヤーアクションに挑戦したという堤は「2点吊りはやったことがあるんですけど、1点吊りは初めてだったので怖かったです。歳を取ってしまったので体も痛いしね」と観客の笑いを誘う。また上地は「（メイクの）準備時間が8時間から3時間くらいになって。前は落とすのにも3時間くらいかかってたんですけど、今回は1時間で済みました。それもあってめちゃくちゃ楽しかったですね」としみじみ振り返る。

イベント終盤のフォトセッション時には、集まったファンから登壇者たちにサプライズが。MCの合図で観客たちがサイリウムを取り出すと、会場は色とりどりの光で埋め尽くされる。生田は会場全体を見渡しながら「ももクロになった気分！」と満面の笑みを浮かべていた。

「土竜の唄 香港狂騒曲」は全国にて公開中。