三池崇史「藁の楯」リメイク版、リュック・ベッソン率いる映画会社が製作参入

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三池崇史の監督作「藁の楯 わらのたて」がハリウッドでリメイクされるにあたり、リュック・ベッソン率いるフランスの映画会社ヨーロッパ・コープが共同製作に名を連ねることがわかった。

「藁の楯 わらのたて」 (c)木内一裕 / 講談社 (c)2013 映画「藁の楯」製作委員会

「藁の楯 わらのたて」 (c)木内一裕 / 講談社 (c)2013 映画「藁の楯」製作委員会

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これは、アメリカ現地時間10月24日にヨーロッパ・コープの代表リサ・エルジーらより発表されたもの。同作のリメイクはヨーロッパ・コープのほか、日本テレビ、All Nippon Entertainment Works、「アバウト・ア・ボーイ」「アメリカン・パイ」で監督を務めたクリス&ポール・ワイツ兄弟率いる映画製作会社Depth of Field(DOF)の共同企画・出資により行われる。エルジーは「この映画は弊社のブランド色にぴったりであり、製作者の方々と一緒に仕事をすることを楽しみにしております!」とコメントを発表した。

2013年に公開された「藁の楯 わらのたて」は、「BE-BOP-HIGHSCHOOL」シリーズで知られるマンガ家・きうちかずひろが木内一裕名義で手がけた小説を原作としたサスペンスアクション。10億円の懸賞金をかけられた殺人犯を護送する刑事たちの葛藤や戦いが描かれ、大沢たかお、松嶋菜々子、藤原竜也らが出演した。

「藁の楯」原作者の木内一裕。

「藁の楯」原作者の木内一裕。[拡大]

「Shield of Straw(仮題)」と海外版タイトルが付けられたリメイク版には、オリジナル版でプロデューサーを務めた日本テレビの北島直明、DOFのクリス・ワイツらが参加。現在、「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」「エンド・オブ・ホワイトハウス」のクレイトン・ローゼンバーガーとカトリン・ベネディクトが脚本を執筆中だ。原作者の木内は「ヨーロッパ・コープが参画することで舞台を欧州に移して、国から国への列車による移送が描かれるのではないかと期待を膨らませつつ、いち原作ファンとして完成を心待ちにしています」と述べている。

木内一裕 コメント

私の処女小説「藁の楯」をベースにしたハリウッドでの映画製作が、思いの外順調に進んでいることを大変嬉しく思っています。そして、ヨーロッパ・コープが参画することで舞台を欧州に移して、国から国への列車による移送が描かれるのではないかと期待を膨らませつつ、いち原作ファンとして完成を心待ちにしています。

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読者の反応

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nitro @nitro_k10

そろそろ当初の公開予定時期を過ぎるけど、どうなったのかな?|三池崇史「藁の楯」リメイク版、リュック・ベッソン率いる映画会社が製作参入 - 映画ナタリー https://t.co/Bac0qSY8pO

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