メリル・ストリープが「ドリフト・アウェイ」演奏する「幸せをつかむ歌」特別映像

メリル・ストリープがロックバンドのボーカル兼ギタリストを演じる「幸せをつかむ歌」。このたび同作の演奏シーンにフィーチャーした特別映像が、YouTubeにて公開された。

本作の撮影のためラリー・サルツマンやニール・ヤングらのもとでギターを練習したというストリープ。約1分半の映像には、彼女がリック・スプリングフィールド、バーニー・ウォーレルといったミュージシャンとともにドビー・グレイの「ドリフト・アウェイ」を演奏する姿が捉えられており、特訓の成果を確認できる。

演奏シーンのほかにスタッフやキャストのインタビューも収められた同映像。「ハード・ツー・ホールド」などで演技経験を持つスプリングフィールドは、劇中のバンド“リッキー＆ザ・フラッシュ”のメンバーで何度もリハーサルを行ったことに触れ「自分たちが本当に1つのバンドだったらどんな感じだろう。6年間を2週間に圧縮して、うまくできるかやってみようと皆で考えてやってたんだ」と振り返る。一方、ストリープは「エレキギターの特訓は面白かった。大音量で弾くと床から振動が伝わってくるの」と笑顔をのぞかせる。

ストリープが実娘のメイミー・ガマーと親子役で共演する「幸せをつかむ歌」は、ミュージシャンになるために家族を捨てた母親とその娘が、家族の絆を取り戻していくさまを追ったヒューマンドラマ。「ストップ・メイキング・センス」のジョナサン・デミが監督、「JUNO／ジュノ」のディアブロ・コディが脚本を務めており、3月5日より全国にて順次公開される。