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「金メダル男」は、あらゆる1等賞を獲得することに執念を燃やす泉一の半生を描く物語。監督と主演を兼任した内村は、初日を迎えた心境を「本当に……宣伝がんばりました!」と語る。またもう1人の主演として泉一の若い頃を演じた知念は「主演としてここに立っているのが信じられなくて……本当に僕、主演やったのかな?」と心境を明かした。
ここで内村からキャストの6人へ、「三日三晩寝ずに考えた」という独自の“金メダル”を授与することに。知念に「知念でよかったで賞」を贈った内村は、「私の若い頃のキャストを探しあぐねていて、プロデューサーに『知念くんは?』と言われ、灯台下暗しだなと。親子みたいと言われたこともあって。中学生から25歳までを演じてくれて、男に手を握られたりいろいろとありましたが……立派にいろんな表情を見せてくれた」と語りかける。これを受け知念は「顔とか雰囲気が似ててよかった。本当にうれしい賞です!」と喜びを噛み締めた。
ムロツヨシには「イメージじゃなかったで賞」という不名誉な賞が。「この役は20代後半のイメージだった」と言われた現在40歳のムロツヨシは、カツラの中にセロテープを忍ばせ、皮膚を引っ張って笑いジワを抑えていたと努力をアピールする。しかし内村には「うるせえよ(笑)」「本当のイメージは星野源でした」と言われてしまい、大人しく後方の立ち位置へ退散した。また木村には「コメディエンヌ誕生で賞」が、土屋には「本能の求愛ダンスで賞」、平泉には「かつらお似合いで賞」、宮崎には「いまもピカピカに光ってるで賞」が贈られた。
イベント後半には、知念から内村へ手紙のサプライズプレゼントが。「最後まで妥協せず監督する姿、カッコよかったです。とても尊敬しております。(撮影後にやった)占いでは内村さんのことをなんとも思ってないという結果が出ましたが(笑)、内村さんのがんばりが一番の金メダルです!」という内容に、内村は「やったー! 尊敬された!」とガッツポーズをする。そして知念へ「宣伝活動の中で2人でいろんな番組にゲスト出演して、彼は最初何もしゃべらなかったんですが、最近はベラベラ話せるようになった。こいつ、バラエティも慣れてきたなって(笑)。彼はでっかい画面にアップが映える、スクリーン映えする子だなと思っています」と言葉を返す。
しかしその後、本作のもととなった1人芝居で内村が滑稽に踊った“ダンスで表現する坂本龍馬”を、劇中同様に知念が美しく再現する流れに。内村に「こんなにカッコよくなると思っていませんでした。笑いを取りに行こうと思ったら、知念の身体能力が高すぎて(笑)」と言われると、知念も「がんばってやろうと思ったんですけど、面白くできなかった」とコメント。すると内村が「やっぱり(俺のこと)なんとも思ってねえだろ!」と笑いながらツッコんだ。
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- 映画「金メダル男」公式サイト
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ウッチャンナンチャン マネージャー / 三四郎 ルシファー吉岡 ジグザグジギー かが屋 @tomita_hiro
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